特許
J-GLOBAL ID:201103083353551988

同一アンテナビーム内での衛星切り替えが可能な衛星軌道配置の設計方法とその軌道を用いた衛星システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福田 賢三 (外2名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-282205
公開番号(公開出願番号):特開2001-111469
特許番号:特許第3416703号
出願日: 1999年10月01日
公開日(公表日): 2001年04月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 (1)複数の地上の通信装置と、前記通信装置への情報の中継あるいは発信に使われる傾斜同期楕円軌道にある複数の衛星とからなる衛星システムで、(2)上記の衛星に関しては、その軌道傾斜角は、5度以上85度以下であり、衛星を地上から天頂方向に望む地点で構成された経度と緯度とを座標軸とする二次元平面上の衛星軌道については、複数の衛星が概略同じ衛星軌道を持ち、それぞれの衛星軌道は傾斜同期楕円軌道による軌道の交差する軌道交点を有し、(3)上記の通信装置については、信号の受信あるいは送信に用いるアンテナで、第一の衛星軌道の軌道交点にある第一の衛星への指向性と、第二の衛星軌道の軌道交点にある第二の衛星への指向性とをもったアンテナを備え、(4)上記の通信装置において、第一の衛星の軌道交点付近から、該軌道交点付近に再び戻るまで、該アンテナは、第一の衛星を追尾し、該第一の衛星の軌道交点付近において、該アンテナは、同一アンテナビーム内に第一の衛星と第二の衛星を捉えつつ、上記の情報の中継あるいは発信に使われる衛星を、第一の衛星軌道の軌道交点付近にある第一の衛星から、第二の衛星軌道の軌道交点付近にある第二の衛星へ切り替える機能を有し、(5)衛星システムは、上記の情報の中継あるいは発信に使われる衛星を、第一の衛星軌道の軌道交点付近にある第一の衛星から、第二の衛星軌道の軌道交点付近にある第二の衛星へ切り替えることにより、衛星を地上から天頂方向に望む地点で構成された経度と緯度とを座標軸とする二次元平面上の衛星軌道について、見かけ上交点を含まないループ状の軌道を周回する衛星を利用するもので、(6)上記のループ状の軌道を周回する衛星との通信に用いる周波数は、同じループ状の軌道上にある衛星あるいは静止衛星との通信に用いる周波数と同一の周波数であって、ダイバーシティが構成されており、(7)上記の、複数の地上の通信装置の位置については、上記の見かけ上交点を含まないループ状の軌道内にあることを特徴とする同一アンテナビーム内での衛星切り替えが可能な衛星軌道を用いた衛星システム。
IPC (3件):
H04B 7/195 ,  B64G 1/10 ,  G01S 3/42
FI (3件):
H04B 7/195 ,  B64G 1/10 ,  G01S 3/42 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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