特許
J-GLOBAL ID:201103084750186273

可逆記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 友松 英爾 ,  友松 英爾 ,  川島 利和
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-050257
公開番号(公開出願番号):特開2001-311930
特許番号:特許第4287016号
出願日: 2000年02月25日
公開日(公表日): 2001年11月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 支持基体上にコレステリック液晶相の螺旋状分子配列に起因する選択反射現象を可逆的に示すことができる可逆的コレステリック反射層(A)が設けられ、かつ前記支持基体と可逆的コレステリック反射層の間に、可逆的光吸収層(B)を有して構成されたものであり、 該可逆的光吸収層(B)は、少なくとも電子供与性呈色化合物と電子受容性化合物を含有する常温で無色の固体組成物で構成され、該無色の固体組成物は、その溶融温度以上に加熱されることによって電子供与性呈色化合物と電子受容性化合物の発色状態の発色体を形成し、該発色状態の発色体を急冷すると発色状態を維持したまま常温で固体組成物となり、また、該固体組成物を溶融発色温度より低い温度への再加熱によって電子受容性化合物が発色体から分離して消色状態の固体組成物となり、該消色状態固体組成物はさらに冷却されると無色の固体組成物となり、また、溶融温度以上に再加熱されることによって発色体となるものであること、および 該可逆的コレステリック反射層(A)は、当該層の一部、あるいは全部の領域を等方相あるいは高温でのコレステリック液晶相を示す温度まで加熱させた後、等方相からガラス転移温度Tg以下まで急冷すると、常温で透明状態の非晶質相に固定化され、高温の等方相からコレステリック液晶相の温度領域に徐冷すると、温度に応じた選択反射色を示し、この状態からガラス転移温度Tg以下まで急冷すると、室温で前記選択反射状態が固定化されたコレステリックガラス相が得られ、さらに、前記選択反射状態が固定化されたコレステリックガラス相は結晶化温度まで再加熱することにより、結晶相に固定できるものであること、更に、該コレステリック液晶化合物が、分子量が2000以下で、ガラス転移温度が30°C以上のコレステリック液晶化合物であること、そして、 当該可逆的コレステリック反射層(A)は、該コレステリック液晶化合物をバインダー成分のプレポリマーおよび重合開始剤と混合され、該バインダー成分を重合させて形成させたものであること、 を特徴とする、可逆記録媒体。
IPC (4件):
G02F 1/13 ( 200 6.01) ,  B41M 5/337 ( 200 6.01) ,  B41M 5/36 ( 200 6.01) ,  C09K 19/36 ( 200 6.01)
FI (6件):
G02F 1/13 505 ,  G02F 1/13 500 ,  B41M 5/18 101 E ,  B41M 5/18 101 A ,  B41M 5/26 102 ,  C09K 19/36
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
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