特許
J-GLOBAL ID:201103085265641562

耐電圧試験装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-242958
公開番号(公開出願番号):特開2003-021660
特許番号:特許第4344982号
出願日: 2001年07月05日
公開日(公表日): 2003年01月24日
請求項(抜粋):
【請求項1】 交流信号源からの正弦波信号にてトランスを励磁して高電圧を得、該高電圧を供試物に印加して電流検出器に流れる電流を測定する耐電圧試験装置において、 電圧検知手段を備え、 前記電圧検知手段の出力信号と同相の信号により前記電流検出器からの検出値を整流する第1の位相検波回路と、前記電圧検知手段の出力信号に対して90度の進み位相を有する信号によって前記電流検出器からの検出値を整流する第2の位相検波回路を備え、 前記第1の位相検波回路からの出力を直流化する第1の積分器と、前記第2の位相検波回路からの出力を直流化する第2の積分器とを備え、 前記第1の積分器からの出力をデジタル値化する第1のA/D変換器と、前記第2の積分器からの出力をデジタル値化する第2のA/D変換器を備え、 出力端子間を開放状態にして交流の高電圧を印加したときに流れる電流を前記第1の位相検波回路および第2の位相検波回路に入力し、各位相検波回路の出力を夫々前記第1の積分器および前記第2の積分器にて直流化した後、前記第1のA/D変換器および前記第2のA/D変換器にてデジタル値化し、夫々のデジタル値を第1の検出値として記憶する記憶手段を備え、 出力端子間に供試物を接続して交流の高電圧を印加したときに流れる電流を前記第1の位相検波回路および第2の位相検波回路に入力し、各位相検波回路の出力を夫々前記第1の積分器および前記第2の積分器にて直流化した後、前記第1のA/D変換器および前記第2のA/D変換器にてデジタル値化し、夫々のデジタル値を第2の検出値とし、 前記第2の検出値から前記第1の検出値を差し引く引算器を備え、 該引算器にデジタル値化された第1の検出値および第2の検出値を入力し、 該引算器が前記デジタル値化された第1の検出値および第2の検出値に含まれる抵抗成分のみに流れる電流値同士、容量成分のみに流れる電流値同士を差し引いた後、それらの引算値に基づきベクトル合成値を算出する演算手段を備えたことを特徴とする耐電圧試験装置。
IPC (1件):
G01R 31/12 ( 200 6.01)
FI (1件):
G01R 31/12 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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