特許
J-GLOBAL ID:201103087183102038

ステント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小池 信夫 ,  小池 信夫
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-322254
公開番号(公開出願番号):特開2003-190294
特許番号:特許第3605388号
出願日: 2001年10月19日
公開日(公表日): 2003年07月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】略管状体に形成されかつ管状体の内部より半径方向に伸張可能なステント(1、1A、1B)であって、複数のセル(6、6A、6B)を上下に連結し、これらをステント(1、1A、1B)の中心軸C1を取り囲むように複数配列することにより環状ユニット(4、4A、4B)を構成し、複数の前記環状ユニット(4、4A、4B)がステント(1、1A、1B)の軸方向に延設され、前記環状ユニット(4、4A、4B)同士は少なくとも一箇所が連結部(5、5A、5B)により連結されるものにおいて、〔1〕前記連結部(5、5A、5B)は、中央の略直線部(7、7A、7B)の両側にそれぞれ屈曲部(8、8A、8B)を接続し、当該屈曲部(8、8A、8B)はそれぞれ孤により形成され、〔2〕前記セル(6、6A、6B)は、拡張しうる屈曲部(12、12A、12B)を有し、(a)当該セル(6、6A)は少なくとも一つ以上の略直線部(11、11A)と曲線部(13、13A)を当該拡張しうる屈曲部(12、12A)を介して接続することにより形成するか、(b)または、当該セル(6B)はステント(1B)の軸方向の中心線(C2)に対して鋭角(X)を有する略直線部(11B)を当該拡張しうる屈曲部(12B)を介してステント(1)の軸方向の中心線(C2)に対して略水平に配置された略直線部(13B)と接続することにより形成し、少なくともステント(1、1A、1B)の径φが2.5mmに拡張したときにおいて、前記拡張しうる屈曲部(12、12A、12B)の拡張後の角度θを45〜140°となるように形成して、ステントの放射支持力を確保するとともにフォーショートニングを抑制し〔3〕前記セル(6、6A、6B)及び連結部(5、5A、5B)の厚みを0.06mm以上〜0.12mm以下に形成し、ステントのX線造影性を確保しつつ、血栓を防止し〔4〕前記連結部(5、5A、5B)における屈曲部(8、8A、8B)の略直線部(7、7A、7B)と反対側の端部は、前記セル(6、6A、6B)の拡張しうる屈曲部(12、12A、12B)の端部と接続され、〔5〕上記セル(6、6A、6B)と上記連結部(5、5A、5B)の配置において、(i)当該セルの拡張しうる屈曲部(12、12A、12B)により接続されている略直線部(11、11A)と略曲線部(13、13A)間または略直線部(11B)と略直線部(13B)間、(ii)当該セルの略曲線部(13、13A)または略直線部(13B)と当該連結部の屈曲部(8、8A、8B)間及び(iii)当該連結部の屈曲部(8、8A、8B)同士間にはそれぞれ半径方向の空間部Sを形成するように配置されており、ステント(1、1A、1B)の径φを縮小させた時に、セル(6、6A、6B)と連結部(5、5A、5B)がそれぞれお互いにステントの半径方向に立体的に重なることがなく、相互間のステントの半径方向の当該空間部S内に納まるように形成され、セル縮径時の干渉が防止されていることを特徴とするステント(1、1A、1B)。
IPC (1件):
A61M 29/02
FI (1件):
A61M 29/02
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (10件)
  • 特許第6183506号
  • 特許第6179868号
  • 特許第6190403号
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