特許
J-GLOBAL ID:201103088451888089

磁気共鳴エラストグラフィ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-115778
公開番号(公開出願番号):特開2011-156412
出願日: 2011年05月24日
公開日(公表日): 2011年08月18日
要約:
【課題】磁気共鳴エラストグラフィ法は、(ヒトの胸部のような)粘弾性領域が機械的波動によって励起される非侵襲性療法である。【解決手段】現今のアプローチは、横波に基づき、かつ、上記領域内に縦波又は反射が存在する場合にアーティファクトが生ずるという別の仮定に基礎を置く。本発明は、MRE測定の結果が(縦波の場合、或いは、反射のある環境の場合でも)粘弾性物質中の機械的波動の挙動を厳密に記述する偏分方程式の時不変的解であるという洞察に基づく。したがって、これらの方程式に含まれるヤング率を計算することができる。さらに、(主として)縦波を使用することが提案される。縦波はヒトの胸部に侵入することができ、一方、横波は侵入できない。【選択図】図6
請求項(抜粋):
被検査対象物において、縦方向の機械的振動を生成し、伝搬波を生じさせる手順(a)と、 磁気共鳴位相像を生成するため、上記機械的振動と同期した傾斜磁場と共に核磁化を励起し、被検査対象物から生じた磁気共鳴信号を受信する手順(b)と、 上記傾斜磁場の傾斜の方向、及び/又は、上記機械的振動と上記傾斜磁場の間の位相差を変更する手順(c)と、 手順(a)、手順(b)及び手順(c)を繰り返す手順(d)と、 上記磁気共鳴位相像に基づいて、上記機械的振動によって生じた核スピンの平衡状態からの偏向を判定し、上記偏向に依存した少なくとも一つの機械的パラメータを計算する手順(e)とを有する、 被検査対象物の機械的パラメータを決定する方法であって、 相互に直交した3方向に対し3次元ゾーン内で偏向の大きさ及び位相を決定し、 上記3次元ゾーンの少なくとも一部分における上記偏向の値及び上記偏向の空間微分値から少なくとも一つの機械的パラメータを、前記波の伝搬におけるせん断効果及び圧縮効果を考慮に入れて計算することを特徴とする方法。
IPC (1件):
A61B 5/055
FI (1件):
A61B5/05 311
Fターム (7件):
4C096AA20 ,  4C096AC04 ,  4C096AD06 ,  4C096AD09 ,  4C096BA15 ,  4C096BA18 ,  4C096CB08
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • “Magnetic Resonance Elastgraphy of the Breast: Preliminary Experience”
  • 基礎 物理音響工学, 19900510, p69-p71

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