特許
J-GLOBAL ID:201103089305980310

油圧式方向制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 宮崎 昭夫 ,  石橋 政幸 ,  緒方 雅昭
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-587087
特許番号:特許第4603166号
出願日: 1999年12月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも1個の同型の方向制御弁と協働するようになっており、飽和防止に寄与するために、方向制御弁の最高負荷圧力を検出する機能と、方向制御弁の負荷とは独立した分配分流機能とを実行することができるバランス調整機構を備え、該バランス調整機構は、制御弁ボディにあけられ、内部をプランジャ(31)が移動可能であるハウジング(13)を有し、 前記ハウジング(13)は、 油圧源から供給される加圧された作動油を選択的に受けることのできる第1の端部(12)と、前記最高負荷圧力(LS)を伝える通路(8)に連通する第2の端部(15)と、方向制御弁の出口連絡路(A、B)に選択的に連通する導管部(21)と、を備え、 前記プランジャ(31)は、流量制限部によって生ずる圧力低下(Δp)分だけ低下した前記作動油の取入れ圧力の、前記ハウジングの前記第2の端部に現れる前記最高負荷圧力に対する超過によって決められる位置に前記プランジャ(31)があるときに、一方が前記ハウジングの前記第2の端部(15)に向かって開き、他方が前記ハウジングの前記第1の端部(12)に向けて横向きに開く前記流量制限部(28)を備えた通路(38)を有し、 前記プランジャ(31)は、前記作動油の取入れ圧力と前記ハウジングの前記第2の端部に加わる前記最高負荷圧力との圧力差(Δp)に比例して、前記ハウジングの前記導管部(21)を開き、該導管部を前記ハウジングの前記第1の端部(12)と連通させる油圧式方向制御弁において、 前記バランス調整機構は、前記ハウジング(13)の内部を前記ハウジングと同軸に延びる固定されたコア部(30)を有し、 前記プランジャは、 前記コア部(30)と前記ハウジング(13)との間に、同軸で、自由に摺動できるように挿入された管状のプランジャ(31)として形成され、前記プランジャの全長は前記コア部(30)の全長よりも短く、前記ハウジングの前記導管部(21)を、その位置に従って多く塞いだり開いたりするように外部が形成され、 前記コア部(30)およびプランジャ(31)は、それらの間に、前記プランジャ(31)上に形成された半径方向に延びる環状の第1の面(37)を有する環状のチャンバー(35)を、一緒に形成するように構成され、 前記プランジャ(31)上に位置し、前記第1の面(37)とは反対側を向いており、かつ、前記作動油の取入れ圧力(P)を受けることができる半径方向に延びる環状の第2の面(36)を有し、 前記通路(38)は前記コア部(30)内に形成され、かつ内部が前記最高負荷圧力(LS)となっている、前記ハウジング(13)の前記第2の端部(15)に開口している第1の連絡路(39)と、前記最高負荷圧力(LS)が前記環状のチャンバー(35)の前記環状の第1の面(37)に作用するように前記コア部と前記プランジャとの間の前記環状のチャンバー(35)内に開口する第2の連絡路(40)と、前記ハウジング(13)の前記第1の端部(12)にあり前記方向制御弁での負荷圧力が前記最高負荷圧力となるまで前記プランジャ(31)によって閉じる第3の連絡路(41)と、を有していることを特徴とする油圧式方向制御弁。
IPC (4件):
F15B 11/02 ( 200 6.01) ,  F15B 13/042 ( 200 6.01) ,  F16K 11/07 ( 200 6.01) ,  F16K 17/22 ( 200 6.01)
FI (4件):
F15B 11/02 J ,  F15B 13/042 ,  F16K 11/07 Z ,  F16K 17/22
引用特許:
出願人引用 (5件)
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