特許
J-GLOBAL ID:201103089722109397

画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 誠一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-058693
公開番号(公開出願番号):特開2011-192109
出願日: 2010年03月16日
公開日(公表日): 2011年09月29日
要約:
【課題】受精卵の経時変化を解析する際、複数の画像間における受精卵の位置を正確に合わせる。【解決手段】基準プロファイル作成プログラム2は、基準画像における正確な受精卵の輪郭に沿って複数の分割領域を定義し、分割領域内の画素値の統計量を算出し、基準プロファイル6とする。候補プロファイル作成プログラム3は、基準輪郭に基づいて初期候補輪郭を算出し、初期候補輪郭に沿って複数の分割領域を定義し、分割領域内の画素値の統計量を算出するとともに、初期候補輪郭の位置および/または大きさを変化させてその他の候補輪郭を算出し、その他の候補輪郭に沿って複数の分割領域を定義し、分割領域内の画素値の統計量を算出し、候補プロファイル7とする。輪郭決定成プログラム4は、基準プロファイル6と候補プロファイル7との類似性を示す類似度を算出することで、受精卵の輪郭を決定する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
培養中の受精卵を撮影した画像を解析対象とする画像処理装置であって、 同一の受精卵を異なる時刻で光源方向を一定にして撮像することによって得られた入力画像群の中から任意の画像を基準画像とし、前記基準画像における正確な受精卵の輪郭を基準輪郭とし、前記基準輪郭に沿って複数の分割領域を定義し、分割領域内の画素値の統計量を算出し、算出結果を基準プロファイルとして保存する基準プロファイル作成手段と、 前記入力画像群の中から任意の画像を処理画像とし、前記基準輪郭に基づいて前記処理画像における受精卵の輪郭の候補の一つである第1の候補輪郭を算出し、前記第1の候補輪郭に沿って複数の分割領域を定義し、分割領域内の画素値の統計量を算出し、算出結果を候補プロファイルとして保存する第1の候補プロファイル作成手段と、 前記第1の候補輪郭の位置および/または大きさを変化させて前記処理画像における受精卵の輪郭の候補の一つである第2の候補輪郭を算出し、前記第2の候補輪郭に沿って複数の分割領域を定義し、分割領域内の画素値の統計量を算出し、算出結果を候補プロファイルとして保存する第2の候補プロファイル作成手段と、 前記基準プロファイルと前記候補プロファイルとの類似性を示す類似度を算出し、前記基準プロファイルと最も類似する候補プロファイルに基づいて、前記処理画像における受精卵の輪郭を決定する輪郭決定手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
IPC (1件):
G06T 1/00
FI (1件):
G06T1/00 300
Fターム (10件):
5B057CA08 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB08 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057DA07 ,  5B057DA12 ,  5B057DC16 ,  5B057DC33
引用特許:
出願人引用 (4件)
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