積層フィルム

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：津国肇
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2011-098490
公開番号（公開出願番号）：特開2011-245856
出願日： 2011年04月26日
公開日（公表日）： 2011年12月08日
要約：

【課題】耐層間剥離性、特に、高温高湿雰囲気下における処理後の層間剥離強度の耐久性が良好で、加熱殺菌処理後の強度低下が小さく、耐熱水性に優れた積層フィルムを提供する。【解決手段】層(a)、(b)及び(c)を含む積層フィルムであって、(a)がポリアミド樹脂組成物(A)、(b)がポリエステル系樹脂(B)、(c)がα,β-エチレン性不飽和カルボン酸でグラフト変性した変性ポリエステル系エラストマー(C)からなり、(A)がポリアミド樹脂(A1)100質量部及びヒンダードフェノール系酸化防止剤(A2)0.03〜0.3質量部を含有し、(A1)の末端アミノ基濃度と末端カルボキシル基濃度が特定の差を有する積層フィルム。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

層(a)、層(b)及び層(c)を含む、少なくとも3層からなる積層フィルムであって、前記層(a)がポリアミド樹脂組成物(A)からなり、前記層(b)がポリエステル系樹脂(B)からなり、前記層(c)がα,β-エチレン性不飽和カルボン酸でグラフト変性した変性ポリエステル系エラストマー(C)からなり、前記ポリアミド樹脂組成物(A)が、ポリアミド樹脂(成分A1)100質量部及び、ヒンダードフェノール系酸化防止剤(成分A2)0.03〜0.3質量部を含有し、前記成分A1が、下記式(5) [A]-[B]≧0.2×10000/((ηr-(18-x)/10)×M) (5) ([A]は前記成分A1の1gあたりの末端アミノ基濃度(μeq/g)(eqは当量)、 [B]は前記成分A1の1gあたりの末端カルボキシル基濃度(μeq/g)(eqは当量)、 x=[CH2]/[NHCO]([CH2]は前記成分A1中のメチレン基数、[NHCO]は前記成分A1中のアミド基数を表し、 ηrは、JIS K-6920において96質量%硫酸中、前記成分A1濃度1質量%、25°Cの条件下にて測定した相対粘度で、ηr>(18-x)/10であり、 Mは前記成分A1の構成繰り返し単位1モルあたりの質量を表す。)を満たし、前記成分A2が、下記一般式(1)

IPC (4件)：

B32B 27/34 , B32B 27/36 , B29C 55/16 , B65D 65/40

FI (4件)：

B32B27/34 , B32B27/36 , B29C55/16 , B65D65/40 F

Fターム (46件)：

3E086AA01 , 3E086AB01 , 3E086AD01 , 3E086AD13 , 3E086AD18 , 3E086AD19 , 3E086AD23 , 3E086BB41 , 3E086BB58 , 3E086BB71 , 3E086CA01 , 3E086CA03 , 3E086CA11 , 3E086CA28 , 3E086CA29 , 3E086CA31 , 3E086CA40 , 3E086DA08 , 4F100AK41B , 4F100AK41C , 4F100AK46A , 4F100AL04C , 4F100AL07C , 4F100AL09C , 4F100BA03 , 4F100CA06A , 4F100EH20 , 4F100EJ38 , 4F100GB15 , 4F100JB07 , 4F100JK06 , 4F100JL11 , 4F210AA24 , 4F210AA29 , 4F210AA45A , 4F210AB06 , 4F210AG01 , 4F210AG03 , 4F210AH54 , 4F210AR12 , 4F210AR20 , 4F210QA02 , 4F210QA03 , 4F210QC05 , 4F210QC07 , 4F210QD25

引用特許：

出願人引用 (1件)

積層フィルムおよび包装体
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-050972 出願人：三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社

審査官引用 (1件)

積層フィルムおよび包装体
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-050972 出願人：三菱エンジニアリングプラスチックス株式会社

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