特許
J-GLOBAL ID:201103091307181028

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野々部 泰平 ,  矢作 和行
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-356174
公開番号(公開出願番号):特開2002-155790
特許番号:特許第4345224号
出願日: 2000年11月22日
公開日(公表日): 2002年05月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 プランジャの往復動により拡縮するポンプ室と、該ポンプ室に燃料を供給する供給流路と、前記ポンプ室から燃料を逃すスピル弁とを備え、前記ポンプ室内の加圧燃料を、内燃機関に噴射供給する噴射ポンプと、 前記内燃機関の回転数とアクセル開度とを含む運転条件に基づいて噴射量指令値を算出し、該噴射量指令値に応じて前記スピル弁を開閉制御する噴射量制御手段と、 前記噴射ポンプの回転変動を検出して、この検出した値が、予め設定した内燃機関の回転数と噴射量指令値に対応した噴射ポンプの異常時の回転変動データである第1のデータよりも大きいと、前記スピル弁の閉弁状態での故障と判断する故障判断手段とを備えた内燃機関の燃料噴射装置において、 前記故障判断手段は、 前記第1のデータを記憶保持する基準値保持手段と、 前記噴射ポンプの特定運転時の回転変動データと、このデータと同一運転条件下での予め記憶保持される噴射ポンプの回転変動データとから、補正回転変動データを算出する補正回転変動検出手段と、 前記補正回転変動検出手段により検出した前記補正回転変動データを用いて前記第1のデータを更新し、この更新された第2のデータを更新基準値保持手段に記憶保持する基準値学習手段とを備え、 前記第1のデータに代えて、前記第2のデータを基準に前記噴射ポンプの回転変動の異常を検出して、前記スピル弁の閉弁状態での故障と判断するものであり、 前記補正回転変動検出手段は、前記補正回転変動データとして、前記特定運転時に測定される前記内燃機関の回転数に対応した回転変動データと、この回転変動データと同一運転条件下での予め記憶保持される、前記内燃機関の回転数に対応した回転変動データとの差である回転変動差データを算出し、 前記第1のデータを構成する前記回転変動データは、噴射量指令値の大きさに応じて変化するものであり、前記更新基準値保持手段は、前記特定運転時に測定された前記内燃機関の回転数に対応し、かつ噴射量指令値全域に対する前記噴射ポンプの異常時の回転変動データ全てに対して、一律に前記回転変動差データを反映させ、この反映させたデータを前記第2のデータとして記憶保持することを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02D 41/22 ( 200 6.01) ,  F02D 45/00 ( 200 6.01) ,  F02M 41/12 ( 200 6.01)
FI (6件):
F02D 41/22 380 M ,  F02D 41/22 380 E ,  F02D 45/00 345 D ,  F02D 45/00 345 F ,  F02D 45/00 345 K ,  F02M 41/12 350 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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