特許
J-GLOBAL ID:201103091923895522

MX型炭窒化物析出強化型耐熱鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-260570
公開番号(公開出願番号):特開2003-073732
特許番号:特許第4200207号
出願日: 2001年08月30日
公開日(公表日): 2003年03月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 600〜650°CにおけるMX型炭窒化物の総析出量が重量%で0.1%以上となるMX型炭窒化物析出強化型耐熱鋼の製造方法であり、化学成分としてFeを主成分とし、少なくともMX型炭窒化物の構成元素として、重量%で、Cを0.06%以上0.15%以下、Nを0.01%以上0.06%以下、Nbを0.02%以上0.10%以下(または、Nbの代替としてTaを重量%で0.01%以上0.05%以下)、Vを0.10%以上0.50%以下、Crを8.0%以上13.0%以下とともに、4.0%以下のW又は2.0%以下のMoの少なくとも一方又は両方(ただし、両方の場合は、W+2Mo<4.0%)を含有するとともに、0.1%以下のSi、1.5%以下のMn、0.03%以下のP、0.015%以下のS、0.01%以下のB、0.010%以下のO、0.01%以下のsol.Al、5.0%以下のCo、0.5%以下のNi、及び1.0以下のCuを含有し、さらに、その他不可避的不純物を含有する鋼を溶製し、成形後、MX型炭窒化物が完全固溶する温度において熱平衡に達する時間で溶体化処理し、次いでMs点の直上まで10K/s以上の冷却速度で急冷して焼き入れ後のMX型炭窒化物の存在率を重量%で0.1%以下とし、室温に徐冷後、700〜800°Cにおいて焼き戻し、NbC(または、TaC)とVNとからなる複合MX型炭窒化物の全析出MX型炭窒化物に対する重量%を30%未満とすることを特徴とする、600°C〜650°Cにおける長時間クリープ破断強度が改善されたMX型炭窒化物析出強化型耐熱鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 6/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/12 ( 200 6.01) ,  C22C 38/54 ( 200 6.01)
FI (6件):
C21D 6/00 101 K ,  C21D 6/00 W ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/12 ,  C22C 38/54

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