特許
J-GLOBAL ID:201103092129460348
エコノマイザーの性能回復方法と回復設備
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
関 正治
, 柳瀬 睦肇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-244418
公開番号(公開出願番号):特開2011-089725
出願日: 2009年10月23日
公開日(公表日): 2011年05月06日
要約:
【課題】 熱交換器の運転を継続しながら熱交換器に堆積した酸性硫安などの低熱伝導物質を除去して熱交換器の性能を回復させる性能回復方法および性能回復装置を提供する。【解決手段】 熱交換器1の内部に硫安または酸性硫安が析出して付着したときに、熱交換器のなかの選択したガス通路セルの伝熱管に対する水の供給を停止し、選択したガス通路セルの伝熱管内の水を排出する工程と、水が排出された伝熱管を熱ガスで加熱し、管壁温度を硫安等の分解温度より高温にしてこれらの塩を分解する工程と、硫安または酸性硫安の分解が終わった伝熱管についてクリーニングを行う工程と、伝熱管への水の供給を再開する工程とを、熱交換器1に備えたガス通路セルに対して順次実行する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
SOxとアンモニアを含む熱ガスで伝熱管内の水を加熱して熱水あるいは熱水蒸気を生成する熱交換器であって、前記熱交換器のガス側通路を複数のガス通路セルに分割して、各ガス通路セル毎にガス通路セル内で完結する伝熱管のループを形成した熱交換器において、
前記熱交換器の選択したガス通路セルの前記伝熱管に対する水の供給を停止し、該伝熱管内の水を排出する工程と、
前記工程により水が排出された前記伝熱管に対して前記熱ガスの供給を維持して、該伝熱管の管壁温度を硫安または酸性硫安の分解温度より高温にし、該伝熱管の表面に付着した硫安または酸性硫安を分解する工程と、
前記分解された硫安または酸性硫安が付着した前記伝熱管の表面をクリーニングする工程と、
表面がクリーニングされた前記伝熱管に対して水の供給を再開する工程を含む、
熱交換器の性能回復方法。
IPC (3件):
F22B 37/56
, F23J 3/00
, F28G 13/00
FI (3件):
F22B37/56 Z
, F23J3/00 Z
, F28G13/00 Z
Fターム (2件):
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開平1-095295
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特開昭53-057552
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硫黄酸化物を含む排ガスの処理方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2007-036468
出願人:株式会社日立プラントテクノロジー
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排ガス処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2006-074779
出願人:三菱重工業株式会社
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