特許
J-GLOBAL ID:201103092314345113

変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 有我 軍一郎 ,  有我 栄一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-075209
公開番号(公開出願番号):特開2011-208689
出願日: 2010年03月29日
公開日(公表日): 2011年10月20日
要約:
【課題】大型でコスト高となる電動式オイルポンプを用いることなく、燃費改善の運転制御領域を車両走行中にまで拡大できる低コストの変速機の制御装置を提供する。【解決手段】伝動ベルト33と、プライマリプーリ31と一体に回転する油圧力発生部36aによりこのプーリ31をアップシフト方向に付勢可能な油圧アクチュエータ36と、セカンダリプーリ32をダウンシフト方向に付勢する圧縮コイルばね37と、エンジン11側からの動力で作動する機械式のオイルポンプ21とを備えた無段変速機16を制御する装置であって、車両走行中にエンジン11が停止するとともにクラッチ15が解放されたときに遠心油圧を制御すべく油圧力発生部36a内の作動油量を制御する油量制御手段40を設け、セカンダリプーリ32に作用する圧縮コイルばね37の付勢力に対しプライマリプーリ31に作用する遠心油圧を制御することで、無段変速機16の変速比を制御する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両に搭載されるエンジン側からの回転動力をクラッチを介して入力する溝幅可変のプライマリプーリと、車両の駆動輪側に回転動力を出力する溝幅可変のセカンダリプーリと、前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリの間に巻き掛けられた無端の伝動ベルトと、前記プライマリプーリと一体に回転する油圧力発生部を有し、前記プライマリプーリをその溝幅を縮小させるアップシフト方向に付勢可能なプライマリ油圧アクチュエータと、前記セカンダリプーリをその溝幅を縮小させるダウンシフト方向に付勢する付勢部材と、前記エンジン側からの回転動力により前記プライマリ油圧アクチュエータの前記油圧力発生部に対して加圧された作動油を供給する機械式のオイルポンプと、を備えた無段変速機を制御する変速機の制御装置であって、 前記車両の走行中に前記エンジンが停止するとともに前記クラッチが解放されたときに前記油圧力発生部で発生する遠心油圧を制御するよう前記油圧力発生部内の作動油量を制御する油量制御手段を設け、 前記車両の走行中に前記エンジンが停止するとともに前記クラッチが解放されたとき、前記セカンダリプーリに作用する前記付勢部材の付勢力に対し前記プライマリプーリに作用する前記遠心油圧を制御することで、前記無段変速機の変速比を制御することを特徴とする変速機の制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 61/662
FI (2件):
F16H61/00 ,  F16H61/662
Fターム (10件):
3J552MA07 ,  3J552MA12 ,  3J552NA01 ,  3J552NB01 ,  3J552PA59 ,  3J552PA64 ,  3J552PA67 ,  3J552QA30C ,  3J552UA07 ,  3J552VC06W
引用特許:
審査官引用 (3件)

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