特許
J-GLOBAL ID:201103092797250398

光伝送モジュールおよびそれを用いた光通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-300556
公開番号(公開出願番号):特開2002-107558
特許番号:特許第3941368号
出願日: 2000年09月28日
公開日(公表日): 2002年04月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】光ビームの伝搬方向である光軸をz軸、該z軸に直交する断面で垂直方向の軸をx軸、水平方向の軸をy軸として構成される光伝送モジュールであって、 光ビームを前記z軸方向に放射する半導体レーザと、 前記半導体レーザと前記z軸方向で光学的に結合され、前記光ビームが入射される入射端から該光ビームが出射される出射端に向けて、該光ビームのスポット径を該z軸に沿って制御するビームスポット変換光導波路とを、前記y軸及び該z軸に沿うy-z面上に夫々搭載して成り、 前記ビームスポット変換光導波路は、 Si基板、 前記Si基板の前記y軸及び前記z軸に沿う表面に積層された第1クラッド層、 前記第1クラッド層上に前記ビームスポット変換光導波路の前記入射端から前記出射端に向けて前記z軸沿いに順次並ぶビームスポット拡大光導波路、ビームスポット保持光導波路、並びにビームスポット縮小光導波路、及び 前記第1クラッド層、前記ビームスポット拡大光導波路、前記ビームスポット保持光導波路、並びに前記ビームスポット縮小光導波路を覆う第2クラッド層を備え、 前記ビームスポット拡大光導波路は、前記第1クラッド層上に形成され且つ前記ビームスポット変換光導波路の前記入射端から前記z軸沿いに互いに離されて並ぶ複数の第1コア部で構成され、且つ該第1コア部が該ビームスポット変換光導波路の前記出射端に近付くごとにその前記y軸方向に延在する幅が広げられることにより、該ビームスポット拡大光導波路は該入射端から入射した前記光ビームのスポット径を該z軸に沿う該光ビームの伝搬方向に拡大し、 前記ビームスポット保持光導波路は、前記第1クラッド層上に形成され且つ前記z軸沿いに互いに離されて並ぶ複数の第2コア部で構成され、且つ前記ビームスポット拡大光導波路に光学的に結合されて該ビームスポット拡大光導波路で拡大された前記光ビームのスポット径を該z軸に沿う該光ビームの伝搬方向で一定に保持し、 前記ビームスポット縮小光導波路は、前記第1クラッド層上に形成され且つ前記z軸沿いに互いに離されて並ぶ複数の第3コア部で構成され、且つ前記ビームスポット保持光導波路に光学的に結合され、且つ該第3コア部が該ビームスポット変換光導波路の前記出射端に近付くごとにその前記y軸方向に延在する幅が狭められることにより、該ビームスポット縮小光導波路は該ビームスポット保持光導波路で一定に保持された前記光ビームのスポット径を該z軸に沿う該光ビームの伝搬方向に縮小し、 前記第1コア部、前記第2コア部、及び前記第3コア部の各々は、前記第1クラッド層上に、屈折率n1の第1層、屈折率n2の第2層、...、屈折率nn-1の第(n-1)層、及び屈折率nnの第n層を前記x軸方向に順次積層して成る積層構造を有し、且つ該屈折率n1,n2,...,nn-1,nnはn(n+1)/2>n(n-1)/2>...>n2>n1なる関係とn(n+1)/2>n(n+3)/2>...>nn-1>nnなる関係とを満たし、 前記第1クラッド層及び前記第2クラッド層の各々の屈折率は、前記第1コア部、前記第2コア部、及び前記第3コア部の各々を成す前記第1層、前記第2層、...、前記第(n-1)層、及び前記第n層の各々の前記屈折率n1,n2,...,nn-1,nnのいずれよりも小さく、 前記ビームスポット拡大光導波路において前記複数の第1コア部を隔てるギャップ、前記ビームスポット保持光導波路において前記複数の第2コア部を隔てるギャップ、及び前記ビームスポット縮小光導波路において前記複数の第3コア部を隔てるギャップの各々には前記第2クラッド層が充填されていることを特徴とする光伝送モジュール。
IPC (2件):
G02B 6/122 ( 200 6.01) ,  G02B 6/42 ( 200 6.01)
FI (3件):
G02B 6/12 A ,  G02B 6/12 B ,  G02B 6/42
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (8件)
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引用文献:
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