特許
J-GLOBAL ID:201103093807275820

燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-129696
公開番号(公開出願番号):特開2001-304066
特許番号:特許第4092852号
出願日: 2000年04月28日
公開日(公表日): 2001年10月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ポンプから圧送された燃料を蓄えるコモンレールにより燃料の供給を受けるインジェクタと該インジェクタの噴射制御を行うインジェクタ制御手段とからなり、 前記インジェクタは、ノズル内に配設されたニードルに対して着座方向に付勢するスプリングを有し、前記コモンレールからの燃料が、前記ニードルに対して燃料圧力が離座方向に作用する油溜まり室と、前記ニードルに対して燃料圧力が着座方向に作用する背圧室とに供給され、背圧制御弁が開弁すると前記背圧室と低圧源とが連通して前記ニードルが離座するように構成され、 前記背圧制御弁は、前記背圧室と常時連通する弁室と、前記低圧源と連通するとともに前記弁室の天井面に開口端を有する孔と、前記弁室内に配設され前記孔を閉鎖する弁体と、前記弁室の上方に上下方向に形成されたシリンダと、該シリンダ内に配設され、ピン状の下端部が前記孔の前記開口端から前記弁室内に突出し前記弁体を押圧自在な下側のピストンと、該ピストンの上方で前記シリンダ内に配設されピエゾスタックの伸縮で上下に変位する上側のピストンと、2つの前記ピストンで挟まれた空間に燃料を充填してなり前記上側ピストンの変位を前記下側ピストンに伝える油圧室とを有し、前記ピエゾスタックが充電して伸長すると前記下側ピストンの押圧で前記弁体が下方変位して前記弁室が前記孔を介して前記低圧源と連通するように構成され、 前記インジェクタ制御手段は、前記ピエゾスタックの充電と放電とを切り換え自在に構成された燃料噴射装置において、 前記コモンレールの燃料圧力を検出する圧力検出手段を具備し、 かつ、前記インジェクタ制御手段を、イグニッションスイッチがオンされた後、最初の燃料噴射が行われるまでの制御において、予め前記ピエゾスタックを伸長状態としておき、前記コモンレールの燃料圧力から知られる前記弁体に対し作用する燃料圧力が、前記ポンプの圧送開始による前記コモンレールの燃料圧力の上昇で前記弁体の上方変位が可能な燃料圧力まで上昇すると前記ピエゾスタックを縮小せしめるように構成し、 前記インジェクタを、前記下側ピストンを上方に付勢する力を前記弁体からの押圧力のみで発生する構成とするとともに、前記ニードルを離座し得る前記油溜まり室内の最低の燃料圧力を、前記弁体に作用する燃料圧力が前記弁体の上方変位が可能な燃料圧力に達した時の前記油溜まり室内の燃料圧力以上に設定したことを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (5件):
F02M 47/00 ( 200 6.01) ,  F02D 41/06 ( 200 6.01) ,  F02M 47/02 ( 200 6.01) ,  F02M 51/00 ( 200 6.01) ,  F02M 61/20 ( 200 6.01)
FI (9件):
F02M 47/00 E ,  F02M 47/00 A ,  F02M 47/00 F ,  F02M 47/00 P ,  F02D 41/06 375 ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/00 E ,  F02M 51/00 F ,  F02M 61/20 N
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 液体を制御するための弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-279997   出願人:ローベルトボツシユゲゼルシヤフトミツトベシユレンクテルハフツング

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