【請求項1】 鉱油および合成油の少なくとも1種を基油として、A成分として油溶性防錆添加剤の群から選択される少なくとも1種を1〜15質量部、B成分として硫黄系極圧添加剤の群から選択される少なくとも1種を5〜40質量部、C成分として第三級ホスファイト、第二級ホスファイトおよび酸性リン酸エステルの群から選択される少なくとも1種を1〜20質量部、D成分として塩基性スルフォネートの群から選択される少なくとも1種を含有し、D成分の添加量が下記の(1)式または(2)式に示す値DWであって、40°Cにおける動粘度が5〜50mm2/secであり、かつ、B成分である硫黄系極圧添加剤に含まれる活性硫黄は組成物の全量を基準として0.5〜5質量部(但し、0.5質量部は除く)であって、D成分である塩基性スルフォネートの群は平均塩基価が50mgKOH/g以上であり、D成分の添加量の上限は17.2質量部であることを特徴とする高潤滑防錆油組成物。
但し、(1)式はD1≧0の場合、(2)式はD1<0の場合であり、各式中xは0.5〜1、D1,D2,D3,D4は下記の(3)式,(4)式,(5)式,(6)式に示す値である。
但し、各数式中BS,C3,C3MW,C2,C2MW,CA,CAV,DBNは、下記に示す値である。
BS:活性硫黄分添加量(質量部)であって、BS={平均活性硫黄分(質量
部)×B成分添加量(質量部)}/100
C3:第三級ホスファイト添加量(質量部)
C3MW:第三級ホスファイト平均分子量
C2:第二級ホスファイト添加量(質量部)
C2MW:第二級ホスファイト平均分子量
CA:酸性リン酸エステル添加量(質量部)
CAV:酸性リン酸エステルの平均全酸価(mgKOH/g)
DBN:塩基性スルフォネートの平均全塩基価(mgKOH/g)
C10M 169/04 ( 200 6.01)
, C10M 129/32 ( 200 6.01)
, C10M 129/34 ( 200 6.01)
, C10M 129/40 ( 200 6.01)
, C10M 129/70 ( 200 6.01)
, C10M 135/04 ( 200 6.01)
, C10M 135/06 ( 200 6.01)
, C10M 135/10 ( 200 6.01)
, C10M 135/20 ( 200 6.01)
, C10M 137/02 ( 200 6.01)
, C10M 137/04 ( 200 6.01)
, C10M 159/24 ( 200 6.01)
, C10N 10/02 ( 200 6.01)
, C10N 10/04 ( 200 6.01)
, C10N 20/00 ( 200 6.01)
, C10N 30/12 ( 200 6.01)
, C10N 40/20 ( 200 6.01)