特許
J-GLOBAL ID:201103094427569908

複合成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 荒船 博司
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-273800
公開番号(公開出願番号):特開2003-080603
特許番号:特許第3679355号
出願日: 2001年09月10日
公開日(公表日): 2003年03月19日
請求項(抜粋):
【請求項1】 樹脂または樹脂を含む樹脂系材料から成形された樹脂成形品と、セメントを含むセメント系材料から成形されたセメント成形品とを接合してなる複合成形品を製造する複合成形品の製造方法であって、 前記樹脂成形品とセメント成形品とのうちの一方には凹部が形成され、他方には前記凹部に嵌合する凸部が形成されており、 前記凹部と凸部とには、互いに傾斜して当接することで、前記樹脂成形品とセメント成形品とが垂直方向に互いに離間するのを防止するための第1傾斜部及び第2傾斜部がそれぞれ形成されており、 前記凹部に形成された前記第1傾斜部は、その先端部が前記複合成形品の一方の端部側に向けて傾斜し、前記凸部に形成された前記第1傾斜部は、その基端部が前記複合成形品の一方の端部側に向けて傾斜し、 前記凹部に形成された前記第2傾斜部は、その先端部が前記複合成形品の他方の端部側に向けて傾斜し、前記凸部に形成された前記第2傾斜部は、その基端部が前記複合成形品の他方の端部側に向けて傾斜し、 前記凹部及び凸部に形成された前記第1傾斜部は、複合成形品の両端部の中途部と一方の端部との間に設けられ、前記凹部及び凸部に形成された前記第2傾斜部は、前記中途部と他方の端部との間に設けられ、前記凹部に形成された第1傾斜部と前記凸部に形成された第1傾斜部とが互いに当接し、前記凹部に形成された第2傾斜部と前記凸部に形成された第2傾斜部とが互いに当接した複合成形品を製造する際に、 金型と、この金型内に設置され、前記セメント成形品のうちの、前記複合成形品の両端部の中途部と一方の端部との間に設けられるセメント成形品と同形状をなす第1内部型と、前記中途部と他方の端部との間に設けられるセメント成形品と同形状をなす第2内部型とを用意しておき、 まず、金型内に前記第1内部型と第2内部型とを設置することにより、該金型内に前記樹脂成形品と同形状の樹脂成形品成形部を形成し、 次に、前記樹脂成形品成形部に前記樹脂系材料を充填して、樹脂成形品を成形し、 次に、前記樹脂成形品から前記第1内部型を前記樹脂成形品に形成された前記第1傾斜部に沿ってスライドさせるとともに、前記第2内部型を前記樹脂成形品に形成された前記第2傾斜部に沿ってスライドさせて、これら第1内部型と第2内部型とを金型外に取り出すことにより、該金型内に前記セメント成形品と同形状のセメント成形品成形部を形成し、 次に、前記セメント成形品成形部に前記セメント系材料を充填して、セメント成形品を成形するとともに、このセメント成形品と前記樹脂成形品とを前記凹部と凸部との嵌合によって接合することを特徴とする複合成形品の製造方法。
IPC (8件):
B29C 65/64 ,  B32B 13/12 ,  E01C 5/22 ,  E04C 1/40 ,  E04F 15/00 ,  E04F 15/02 ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:10
FI (8件):
B29C 65/64 ,  B32B 13/12 ,  E01C 5/22 ,  E04C 1/40 T ,  E04F 15/00 G ,  E04F 15/02 B ,  B29L 9:00 ,  B29L 31:10
引用特許:
審査官引用 (8件)
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