特許
J-GLOBAL ID:201103094621871925

血液透析装置、血液透析装置を使用した血液処理方法および該血液透析装置を制御する記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川島 利和
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-176141
公開番号(公開出願番号):特開2001-000540
特許番号:特許第4374660号
出願日: 1999年06月23日
公開日(公表日): 2001年01月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】患者の血液パラメータを計測する血液計測手段(A)と、血液処理を行う実働部(B)と、所定の除水速度で血液処理を行うように実働部を制御する制御部(C)とを少なくとも有して構成される血液透析装置において、制御部(C)が以下の(1)〜(3)の制御を行うことを特徴とする血液透析装置。 1.前記血液計測手段(A)によってサンプリングされた血液パラメータを、下式(1)で表されるBV変化値(BVΔ)あるいは該BV変化値(BVΔ)を百分率で表した%BV値(以下、血液指標値という)として取込み、該取込まれた血液指標値が予め設定されたBV変化値(BVΔ)あるいは%BVの範囲(以下、設定血液指標値範囲とも言う)内で推移するか否かを監視して、前記血液指標値の現在値が前記設定血液指標値範囲を逸脱した場合には前記設定血液指標値内に入るように実働部(B)の除水速度を制御するものであること。 BV変化値(BVΔ)=(透析開始時のHt値/測定時のHt値)-1・・(1) 2.前記1の制御において、血液指標値の現在値が設定血液指標値範囲を下回った場合には当初除水速度から各設定血液指標値範囲に予め設定された所定の除水速度変化率分の除水速度を引算した除水速度で除水を行い、また、血液指標値の現在値が設定血液指標値を上回った場合は当初除水速度から各設定血液指標値範囲に予め設定された所定の除水速度変化率分だけ加算した除水速度で除水を行い、前記除水によって血液指標値の現在値が設定血液指標値範囲内に入るように実働部(B)の除水速度を制御するものであること。 3.前記2の制御において、前記加算した除水速度による除水を一定時間の警報監視時間(以下、設定警報監視時間とも言う)で行い、前記血液指標値の現在値が前記設定警報監視時間を経過しても前記設定血液指標値範囲内に入らない場合には、引き続いて前記加算した除水速度にさらに同じ除水速度変化率分を加算させた除水速度変化率で除水を行うか、あるいは前記引算した除水速度による除水を一定時間の設定警報監視時間で行い、血液指標値の現在値が前記設定警報監視時間を経過しても前記設定血液指標値範囲内に入らない場合には、引き続いて前記引算した除水速度にさらに同じ除水速度変化率分を引算させた除水速度変化率で除水を行う制御制御を、血液指標値の現在値が設定警報監視時間内に設定血液指標値範囲内に入るまで繰り返して行うこと。
IPC (1件):
A61M 1/14 ( 200 6.01)
FI (1件):
A61M 1/14 551
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (8件)
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