特許
J-GLOBAL ID:201103094914735627

二つの副室を備えた往復動機械

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 一色 健輔 ,  原島 典孝 ,  鈴木 知
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-567836
特許番号:特許第4540848号
出願日: 1999年09月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内燃機関であって、 ハウジングの中心軸線(11)に沿って周期的に、相対的に変位可能であり可変容積作動室(50)を形成するハウジング及びピストン手段(12,20)と、 空気及び燃料を前記可変容積作動室に流入させ、前記空気の圧縮後に可燃混合気を形成する手段(60,61,62,100,30)と、 前記可変容積作動室から燃焼生成物を排出する手段(64,65,30)とを有し、 前記可変容積作動室は少なくとも二つの副室(52,54)を有し、前記二つの副室は、前記中心軸線上で同軸に相互にずらされ、一方の前記副室(54)内のガスが前記一方の副室から他方の前記副室(52)へ流動するのに伴い、このガスが少なくとも部分的に前記中心軸線と直交する方向へ膨張及び移動することもできるような断面(53)にて連通し、 前記空気流入手段、及び前記排出手段は、前記ハウジングに入口ポート及び出口ポートと、軸方向及び円周方向に往復動可能なバルブスリーブ(30)とを含み、前記バルブスリーブは、前記内燃機関の運転時に、前記入口ポートが初期に開口すると前記他方の副室へ空気を斜めに流入させて、ガスのスワールを前記他方の副室で生成し、前記他方の副室及びより高速で前記一方の副室の中で、前記ガスのスワールが前記中心軸線回りに維持されるように前記入口及び出口ポートを制御し、 前記一方の副室は、側面及び一端部で、少なくとも耐熱性又は低伝熱性の、一体的壁構造体(40)によって密閉、かつ画成され、さらに、囲周断熱ジャケット(48)及び、前記一方の副室に界接した前記壁構造体(40)の壁面(42a,44)を前記他方の副室に界接した壁面(31)より実質的に高い温度で維持する放熱手段(49)を有し、さらに 前記壁構造体は、前記壁構造体の前記壁面での前記温度の上昇による熱膨張をまかなうべく、前記中心軸線に沿った方向及び前記中心軸線と直交する方向に十分膨張自在であることを特徴とする内燃機関。
IPC (6件):
F02B 23/04 ( 200 6.01) ,  F01L 5/06 ( 200 6.01) ,  F01P 3/20 ( 200 6.01) ,  F02B 23/02 ( 200 6.01) ,  F02F 1/24 ( 200 6.01) ,  F02M 61/16 ( 200 6.01)
FI (6件):
F02B 23/04 Z ,  F01L 5/06 Z ,  F01P 3/20 K ,  F02B 23/02 H ,  F02F 1/24 L ,  F02M 61/16 V
引用特許:
審査官引用 (2件)

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