特許

J-GLOBAL ID：201103095167678453

方向性電磁鋼板の製造方法

発明者： 竹林 重人 ,  鈴木 茂 ,  柳原 勝幸 ,  山崎 修一 ,  難波 英一 ,  新井 聡 ,  村上 健一
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (4件)： 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  亀松 宏 ,  西山 雅也
公報種別：特許公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-212508
公開番号（公開出願番号）：特開2003-027194
特許番号：特許第4598320号
出願日： 2001年07月12日
公開日（公表日）： 2003年01月29日
請求項（抜粋）：

【請求項1】 質量%で、 C:0.005%以下、 Si:2.0〜7.0% を含み、残部がFe及び不可避的不純物からなる鋼板の表面にMg、Si、Alを主とする酸化物からなる焼鈍皮膜を有し、皮膜と鋼板の境界より3μm以内の鋼板部分、あるいは、皮膜と鋼板結晶粒の混在領域における鋼板結晶粒の結晶方位分布が、Goss方位からの偏差角度が10度以内の結晶方位粒の存在割合が50%以下である方向性電磁鋼板を製造する方法であって、 脱炭焼鈍工程の昇温段階の少なくとも600°C以上の温度域を95°C/s以上の昇温速度で800°C以上に加熱し、かつ、この温度域の雰囲気が体積分率で10-6〜10-1の酸素を含有する不活性ガスで構成され、脱炭焼鈍の均熱時における雰囲気の構成成分をH2とH2OもしくはH2、H2Oと不活性ガスとし、かつ、H2O分圧のH2分圧に対する比PH2O/PH2を0.05〜0.75とし、また、単位面積当り雰囲気流量を、0.83Nm3/min・m2から1Nm3/min・m2の範囲とすることを特徴とする方向性電磁鋼板を製造する方法。

IPC (5件)：

C21D 8/12 ( 200 6.01) ,  C21D 9/46 ( 200 6.01) ,  C22C 38/00 ( 200 6.01) ,  C22C 38/02 ( 200 6.01) ,  H01F 1/16 ( 200 6.01)

FI (5件)：

C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 B ,  C22C 38/00 303 U ,  C22C 38/02 ,  H01F 1/16 B

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 皮膜特性と磁気特性に優れた方向性電磁鋼板及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-008294   出願人：新日本製鐵株式会社
• 脱炭焼鈍炉の雰囲気露点制御方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-220537   出願人：新日本製鐵株式会社
• 連続脱炭焼鈍炉における露点分布制御方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-187026   出願人：新日本製鐵株式会社