特許
J-GLOBAL ID:201103095267763644

塊状重合用触媒および該触媒を用いた重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鈴木 俊一郎 ,  牧村 浩次 ,  高畑 ちより ,  鈴木 亨
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-098948
公開番号(公開出願番号):特開2000-344823
特許番号:特許第4247399号
出願日: 2000年03月31日
公開日(公表日): 2000年12月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 不活性ガス雰囲気中で、次式[B]、[B-1]および[B-2]で表わされる重合性不飽和化合物を塊状重合反応を行なうために用いる、次式[I]で表される有機金属化合物とチオール類とからなる塊状重合用触媒; [ただし、上記式[B]において、R7〜R9はそれぞれ独立に水素原子、ハロゲン原子または炭素数1〜3のアルキル基を表し、R10は、水素原子、アルカリ金属原子、炭素数1〜22の炭化水素基(該炭化水素基は直鎖状であっても側鎖を有していてもよく、また、該炭化水素基あるいは側鎖を形成する基中の水素原子の一部が、-OH、-F、-COOH、-Cl、-NH2、-Si(OCH3)3、-Si(OCH3)2(CH3)、-Si(CH3)2(OCH3)よりなる群から選ばれる少なくとも一種類の極性基またはハロゲン原子、反応性官能基で置換されていてもよく、また該炭化水素基は二重結合を有していてもよく、さらに該炭化水素基は、環状構造を有していてもよい)である。]; [ただし、上記式[B-1]において、R11〜R13は、前記R7〜R9と同じ意味であり、R14は、水酸基、-CO-NH2、-CN、グリシジル基、アルキル基、アルコキシ基 、アルケニル基、シクロアルケニル基、アリール基、アリルエーテル基、アルキルエーテル基、アルコキシシリル基、シラノール基、ハロゲン化シリル基のいずれかの基であり、この基R14を構成する水素原子の少なくとも一部は、ハロゲン原子等で置換されていてもよく、また、この基R14は、アルキレングリコールから誘導される構成単位、アルコキシシリル基、アルキルアルコキシシリル基、メチロール基、アルコキシアミド基を有する基であってもよい。]; [ただし、上記式[B-2]において、R15およびR17は、前記R7〜R9と同じ意味であり、R16およびR18は、それぞれ独立に、カルボキシル基、水酸基、-CO-NH2、-CN、グリシジル基、アルキル基、アルコキシ基、アルケニル基、シクロアルケニル基、アリール基のいずれかの基である。この基R16およびR18を構成する水素原子の少なくとも一部は、ハロゲン原子等で置換されていてもよい。また、この基R16およびR18はR15およびR17の結合した2個の炭素原子と共同して環状構造を形成していてもよく、この環状構造が2重結合を有していてもよい。]; [ただし、上記式[I]において、Mは、チタン、ジルコニウム、ハフニウムおよびルテニウムよりなる群から選ばれる金属であり、R1およびR2は、それぞれ独立に、置換基を有することもある脂肪族炭化水素基、置換基を有することもある脂環族炭化水素基、置換基を有することもある芳香族炭化水素基、置換基を有することもあるケイ素含有基よりなる群から選ばれる少なくとも一種の基、もしくは、水素原子、または、単結合のいずれかであり、さらに、R1およびR2が共同して該2個の5員環を結合していてもよく、また、複数の隣接するR1またはR2は、共同して環状構造を形成していてもよく、aおよびbは、それぞれ独立に、1〜4の整数であり、Xはハロゲン原子または水素原子の少なくとも一部がハロゲン原子で置換されていることもある炭化水素基であり、nは0または金属Mの価数-2の整数である。]。
IPC (5件):
C08F 4/74 ( 200 6.01) ,  C08F 2/02 ( 200 6.01) ,  C08F 4/80 ( 200 6.01) ,  C08F 12/08 ( 200 6.01) ,  C08F 20/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
C08F 4/74 ,  C08F 2/02 ,  C08F 4/80 ,  C08F 12/08 ,  C08F 20/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
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