特許
J-GLOBAL ID:201103095316768991
光学補償フィルム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-139307
公開番号(公開出願番号):特開2010-286603
出願日: 2009年06月10日
公開日(公表日): 2010年12月24日
要約:
【課題】リワーク性に優れるとともに、フィルム同士の接着が無いセルロースアシレートからなる光学補償フィルムを製造する。【解決手段】光学補償フィルム10は、セルロースアシレートからなり、第1及び第2表面11a,12aよりも内部における含有率が高くなるように厚み方向で可塑剤が偏在する。可塑剤はカルボン酸とジオールとのエステル結合が含まれる繰り返し単位をもつ重合体である。波長550nmの光でのReが0以上100nm以下の範囲、Rthが0以上400nm以下の範囲である。この光学補償フィルム10は、所定条件でけん化処理した後のフィルム面の表面エネルギーが50mN/m以上75mN/m以下の範囲となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
セルロースアシレートからなり、
フィルム面よりも内部における含有率が高くなるように厚み方向で可塑剤が偏在し、
前記可塑剤は、ジカルボン酸とジオールとのエステル結合が含まれる繰り返し単位をもつ重合体であり、
下記式(1)により求めるReが波長550nmで0以上100nm以下の範囲、下記式(2)により求めるRthが波長550nmで0以上400nm以下の範囲であり、
50°C、1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液に60秒浸漬した後、水洗してから乾燥した後のフィルム面の表面エネルギーが50mN/m以上75mN/m以下の範囲であることを特徴とする光学補償フィルム。
Re=(nx-ny)×d ・・・(1)
Rth={(nx+ny)/2-nz}×d・・・(2)
(式(1)及び(2)中で、nxはフィルム面内の遅相軸方向での屈折率、nyはフィルム面内の進相軸方向の屈折率、nzは厚み方向の屈折率、dは厚み(単位;nm)を表す)
IPC (4件):
G02B 5/30
, C08J 5/18
, C08L 1/10
, C08L 67/02
FI (4件):
G02B5/30
, C08J5/18
, C08L1/10
, C08L67/02
Fターム (25件):
2H149AA02
, 2H149AB05
, 2H149AB27
, 2H149DA02
, 2H149DA12
, 2H149FA02Y
, 2H149FA53Y
, 2H149FD05
, 2H149FD06
, 2H149FD42
, 4F071AA09
, 4F071AC10
, 4F071AE04
, 4F071AF13
, 4F071AF35
, 4F071BB02
, 4F071BB06
, 4F071BC01
, 4J002AB021
, 4J002CF032
, 4J002CF042
, 4J002CF082
, 4J002CF162
, 4J002FD022
, 4J002GP00
引用特許:
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