特許
J-GLOBAL ID:201103096082119788

非真円形状切削加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185519
公開番号(公開出願番号):特開2001-009670
特許番号:特許第4167350号
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 軸部材,筒部材等の工作物を予め決められた非真円形状の加工形状に対応して前記工作物を回転駆動する主軸の回転軸であるC軸の回転角,前記主軸に保持された前記工作物の切削加工位置及び前記工作物に対するX軸テーブル上の刃物台に取り付けられたバイト及び前記X軸テーブルに固定されたスライドベース上で往復移動するスライドに取り付けられた高速バイトのZ軸方向と該Z軸方向に直交するX又はY軸方向の刃先位置との関係を予め数値化し,該予め数値化された記憶情報に基づいて前記工作物に対する前記バイト又は前記高速バイトに切込み指令を発し,前記工作物の切削加工時に変化する前記主軸の前記C軸の前記回転角と前記工作物の切削加工位置に同期して,前記工作物に対して前記バイト又は前記高速バイトの前記刃先位置を前記Z,X又はY軸方向に相対往復移動させ,前記軸部材に対する把持状態を維持した状態で前記C軸のサーボ制御に前記X軸,前記Z軸,前記スライドを作動させるY軸を同期させて前記工作物の外面を前記バイト又は前記高速バイトによって非真円形状に切削加工することから成る精密NC旋盤による非真円形状切削加工方法において, 前記主軸の回転によって回転駆動される前記工作物に対して,先ず前記バイトによって前記工作物に対して通常のZ軸移動とX軸移動の合成送りによる切削加工を行い,次いで前記工作物の把持状態を変更すること無く, 前記工作物の前記回転軸の前記主軸の加速度が予め決められた所定の加速度以下の加速度に応答して,前記工作物に対する前記Z軸方向の前記バイトの相対移動量,前記Z軸方向に直交する前記X軸方向の前記バイトの相対移動量を前記主軸の前記回転軸である前記C軸のサーボ制御に前記X軸,前記Z軸,前記スライドを作動させるY軸を同期させ, 前記工作物の前記回転軸の前記主軸の加速度が予め決められた所定の加速度以上の加速度に応答して,前記工作物に対する前記Z軸方向の前記高速バイトの相対移動量,前記Z軸方向に直交する前記X軸方向の前記X軸テーブルの相対移動量,前記X軸テーブル上で前記X軸方向に平行な前記Y軸方向の前記高速バイトの相対移動量を前記主軸の前記回転軸である前記C軸のサーボ制御に前記X軸,前記Z軸,前記スライドを作動させるY軸を同期させ, 更に,前記主軸の回転角が360°に至るまでの予め定められた角度又は360°を超える予め定められた角度に応答して,前記主軸の回転角に同期させて前記バイト又は前記高速バイトに切込み指令を発し,前記工作物に対する長手方向であるZ軸方向の加工形状を前記工作物の回転軸心に対して傾斜した前記工作物の外面に前記加工形状の凹部及び凸部を連続して形成する制御を行って前記工作物の外面を非真円形状に切削加工することを特徴とする非真円形状切削加工方法。
IPC (2件):
B23Q 15/00 ( 200 6.01) ,  B23B 5/24 ( 200 6.01)
FI (2件):
B23Q 15/00 J ,  B23B 5/24
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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