特許
J-GLOBAL ID:201103096438787454

制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 一色国際特許業務法人 ,  一色 健輔 ,  原島 典孝 ,  鈴木 知
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-267099
公開番号(公開出願番号):特開2002-081493
特許番号:特許第3835143号
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月22日
請求項(抜粋):
【請求項1】 質量体、弾性支承体および減衰部材からなるTMDを備え、並進振動モードと捻れ振動モードの2つの振動モードが励起される制振対象物を制振するための制振装置であって、 前記制振対象物に互いに間隔を隔てて配置され、並進振動モードと捻れ振動モードのうち、制振対象物の固有振動数が低い方のいずれかの振動モードの固有振動数に同調させて設定された一対のTMDと、 制振対象物の固有振動数が高い方の振動モードにおける一対のTMDそれぞれの質量体の変位を抽出する変位量抽出手段と、 一対のTMDの質量体間に介設され、これら一対のTMDを一体として制振対象物の固有振動数が高い方の振動モードの固有振動数に同調させるために、変位量抽出手段で抽出された変位差に応じたバネ力を質量体間に伝達するバネ部材とを備え、 前記変位量抽出手段は、前記一方のTMDの質量体に対応して前記制振対象物に回転自在に設けられる一方の回転体と、該一方の回転体に巻回されるとともに、両端部が前記一方のTMDの質量体に連結されて、該質量体の変位に追従して前記一方の回転体を回転させる一方の第1ケーブルと、 前記他方のTMDの質量体に対応して前記制振対象物に回転自在に設けられる他方の回転体と、該他方の回転体に対して巻回される方向が、前記一方の回転体に対する前記一方の第1ケーブルの巻回方向と同一方向になるように該他方の回転体に巻回されるとともに、両端部が前記他方のTMDの質量体に連結されて、前記一方のTMDの質量体と前記他方のTMDの質量体とが同方向に変位したときには、前記他方の回転体を前記一方の回転体と同一方向に回転させ、前記一方のTMDの質量体と前記他方のTMDの質量体とが互いに逆方向に変位したときには、前記他方の回転体を前記一方の回転体とは逆方向に回転させる他方の第1ケーブルとからなり、 前記バネ部材は、前記一方の回転体と前記他方の回転体との間に設けられて、両端部が前記一方の回転体及び前記他方の回転体に対して互いに逆向きに巻回される第2ケーブルの途中に設けられ、第2ケーブルに作用する張力に応じてバネ力を変化させることを特徴とする制振装置。
IPC (2件):
F16F 15/02 ( 200 6.01) ,  E04H 9/02 ( 200 6.01)
FI (2件):
F16F 15/02 C ,  E04H 9/02 341 A
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 同調マスダンパ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-309132   出願人:株式会社大林組
  • 特開平4-363478
  • 制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-298542   出願人:前田建設工業株式会社
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審査官引用 (4件)
  • 同調マスダンパ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-309132   出願人:株式会社大林組
  • 特開平4-363478
  • 制振装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-298542   出願人:前田建設工業株式会社
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