特許
J-GLOBAL ID:201103096632709952

ディーゼルエンジンの制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 前田 弘 ,  小山 廣毅
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-229596
公開番号(公開出願番号):特開2001-055946
特許番号:特許第4329176号
出願日: 1999年08月16日
公開日(公表日): 2001年02月27日
請求項(抜粋):
【請求項1】 エンジンの気筒内燃焼室に燃料を直接、噴射供給する燃料噴射弁と、 エンジンの排気通路に配設され、酸素濃度の高い酸素過剰雰囲気の排気中のNOxを吸収する一方、酸素濃度の低下に伴い前記吸収したNOxを放出するNOx吸収材と、 前記燃料噴射弁による燃料の噴射状態を少なくともエンジンの運転状態に応じて制御する燃料噴射制御手段と、 前記NOx吸収材からNOxを放出させるとき、排気中の酸素濃度が低下するように前記燃料噴射弁による燃料噴射量を増量補正する噴射量補正手段とを備え、 さらに、エンジンの吸気系へ排気の一部を還流させる排気還流通路と、この排気還流通路による排気の還流量を調節する排気還流量調節手段と、を備えたディーゼルエンジンの制御装置において、 エンジンには排気により吸気を過給するターボ過給機が備えられ、このターボ過給機はタービンへの排気圧力を高める排圧可変機構を有し、 前記噴射量補正手段による燃料噴射量の増量補正が行われるとき、前記ターボ過給機による吸気の過給圧が高くなって燃焼室への吸気充填量が増大するように、該ターボ過給機の排圧可変機構を作動制御する充填量制御手段と、 前記噴射量補正手段による燃料噴射量の増量補正が行われるとき、排気還流率が高くなるように前記排気還流量調節手段を作動制御する排気還流制御手段と、を備え、 前記噴射量補正手段は、前記充填量制御手段による排圧可変機構の作動制御によって、燃焼室の吸気充填量が増大され、その後、前記排気還流制御手段による排気還流量調節手段の作動制御によって、排気中の酸素濃度が略2%になるように排気還流率が高められてから、燃料噴射量を増量補正するものであることを特徴とするディーゼルエンジンの制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/02 ( 200 6.01) ,  F02D 41/04 ( 200 6.01) ,  F02D 41/34 ( 200 6.01)
FI (3件):
F02D 41/02 380 E ,  F02D 41/04 380 Z ,  F02D 41/34 H
引用特許:
審査官引用 (3件)

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