特許
J-GLOBAL ID:201103097199645177

コークス炉の炉壁診断方法および診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大石 征郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-234536
公開番号(公開出願番号):特開2002-047491
特許番号:特許第4023988号
出願日: 2000年08月02日
公開日(公表日): 2002年02月12日
請求項(抜粋):
【請求項1】 コークス炉の測定対象室(2) の炉壁(3) の状態を炉上からの測定により診断する方法であって、 前記の測定対象室(2) が燃焼室(2X)または空窯状態にある炭化室(2Y)であり、その燃焼室(2X)の覗き穴(4) またはその炭化室(2Y)の装入孔(5) から内部を覗くように炉上に位置させたレーザ距離計(1) からレーザ光を発して、その燃焼室(2X)またはその炭化室(2Y)の炉壁(3) を走査すること、 その走査に際しては、炉上に位置させたレーザ距離計(1) のレーザ光照射部(11)を、基準点(12)回りに回動または回転させることにより照射角度αを連続的にまたは断続的に変化させながら、そのレーザ光照射部(11)からレーザ光を発して測定対象室(2) の炉壁(3) を走査すること、この場合、炉上に位置させたレーザ距離計(1) は、そのレーザ光照射部(11)を含めて、燃焼室(2X)の覗き穴(4) または炭化室(2Y)の装入孔(5) の内部には入り込まないようにすること、 前記の走査により、レーザ光照射角度αと、基準点(12)から炉壁(3) の照射部位までの距離dとの関係を直接的にまたは間接的に示す情報を得、その情報に基いて炉壁(3) の凹凸状況を知ることによりその炉壁(3) の診断を行うこと、 前記の基準点(12)から鉛直方向下方に向かう線を基準線とするとき、基準線とレーザ光軌跡とのなす照射角度αのうち、測定対象室(2) の炉長方向の角度成分τと、炉幅方向の角度成分θとを用いて、距離dとの関係を直接的にまたは間接的に示す情報を得ること、 対照情報と、実際の測定により得られた炉壁(3) の状態とを対比して、実炉の炉壁(3) の凹凸状況を把握すること、 を特徴とするコークス炉の炉壁診断方法。
IPC (2件):
C10B 29/06 ( 200 6.01) ,  F27D 21/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
C10B 29/06 ,  F27D 21/00 Q
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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