特許
J-GLOBAL ID:201103097302878649

リグノセルロース材料の蒸解法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加茂 裕邦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-150782
公開番号(公開出願番号):特開2000-336587
特許番号:特許第4298059号
出願日: 1999年05月28日
公開日(公表日): 2000年12月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 蒸解釜の前に浸透ベッセルが設置された2ベッセル蒸解装置であって、蒸解釜の内部に頂部から底部に向けて、塔頂ゾーン、上部蒸解ゾーン、下部蒸解ゾーンを備えるとともに、各ゾーン底部にストレーナが設けられ、かつ各ストレーナのうち、少なくとも1つのストレーナから抽出された蒸解黒液が蒸解系外に排出される2ベッセル蒸解装置を使用する連続蒸解法において、 広葉樹または針葉樹のチップを用い、 第1の蒸解液として、硫黄として3〜20g/Lの濃度のポリサルファイドサルファを含み、かつ蒸解系へ導入されるアルカリ性蒸解液に含まれる全蒸解活性な硫黄分および全アルカリに対し45〜100重量%の蒸解活性な硫黄分と45〜79重量%の有効アルカリとを含むアルカリ性蒸解液が浸透ベッセル頂部で添加され、 第2の蒸解液として、蒸解温度が最高に達した後の上部蒸解ゾーン底部に、水酸化ナトリウムと硫化ナトリウムが主成分のまたは水酸化ナトリウムが主成分のアルカリ性蒸解液が供給され、 第3の蒸解液として、蒸解の後半の蒸解洗浄ゾーン底部から第2の蒸解液と同様のアルカリ性蒸解液が供給され、 さらに絶乾チップ当り0.01〜1.5重量%のキノン化合物を含むアルカリ性蒸解液を浸透ベッセルまたは前記上部蒸解ゾーン底部に供給する ことを特徴とするリグノセルロース材料の蒸解法。
IPC (3件):
D21C 3/02 ( 200 6.01) ,  D21C 3/00 ( 200 6.01) ,  D21C 3/24 ( 200 6.01)
FI (3件):
D21C 3/02 ,  D21C 3/00 A ,  D21C 3/24
引用特許:
審査官引用 (2件)

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