特許
J-GLOBAL ID:201103097389693097

電子写真感光体、画像形成装置および画像形成用プロセスカートリッジ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 酒井 正己 ,  加々美 紀雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-032002
公開番号(公開出願番号):特開2011-169999
出願日: 2010年02月17日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】架橋表面層を有する高耐久性電子写真感光体の潤滑剤に対する受容性を改良して電子写真感光体および画像形成装置の寿命の延命し、プリントコストを低減すること。【解決手段】導電性支持体上に感光層と架橋表面層を有する電子写真感光体において、該架橋表面層にα-アルミナと酸化スズを含有し、感光体表面の凹凸形状を表面粗さ・輪郭形状測定機により測定して得た一次元データ配列をウェーブレット変換して6個の周波数成分に分離する多重解像度解析を行い、ここで得た最低周波数成分の一次元データ配列をウェーブレット変換して6個の各周波数成分得て、合計12個の各周波数成分の個々の算術平均粗さ(WRa)について、算術平均粗さWRaを縦軸に周波数成分を横軸にとってWRa-周波数成分の関係をグラフ化したときに、少なくともWRa(LML)とWRa(LHH)に屈曲点または極大点をもつことを特徴とする電子写真感光体。【選択図】なし
請求項(抜粋):
導電性支持体上に感光層と架橋表面層を有する電子写真感光体において、該架橋表面層にα-アルミナと酸化スズを含有し、かつ、電子写真感光体表面の凹凸形状を表面粗さ・輪郭形状測定機により測定して得た一次元データ配列を、ウェーブレット変換して高周波数成分から低周波数成分に至る6個の周波数成分(ここで、6個の周波数成分は凹凸の1周期の長さが0〜3、1〜6、2〜13、4〜25、10〜50、24〜99(単位は全てμm)の周波数成分であり、この順にHHH、HHL、HMH、HML、HLH、HLLという)に分離する多重解像度解析を行い、更にここで得た最低周波数成分(凹凸の1周期の長さが24〜99μmの周波数成分)の一次元データ配列に対してデータ配列数が1/40に減少するように間引きした一次元データ配列を作り、この一次元データ配列に対して更にウェーブレット変換を行って、高周波数成分から低周波数成分に至る複数の周波数成分に分離する多重解像度解析を行うことで追加で得られる6個の各周波数成分(ここで、6個の周波数成分とは凹凸の1周期の長さが、26〜106、53〜183、106〜318、214〜551、431〜954、867〜1654(単位は全てμm)の周波数成分であり、この順にLHH、LHL、LMH、LML、LLH、LLLという)との合計12個の各周波数成分の個々の算術平均粗さ(WRa)について、算術平均粗さWRaを縦軸に周波数成分を横軸にとってWRa-周波数成分の関係をグラフ化したときに、少なくともWRa(LML)とWRa(LHH)に屈曲点または極大点をもつことを特徴とする電子写真感光体。
IPC (2件):
G03G 5/147 ,  G03G 21/00
FI (3件):
G03G5/147 502 ,  G03G5/147 503 ,  G03G21/00
Fターム (9件):
2H068AA03 ,  2H068AA04 ,  2H068AA08 ,  2H134GA01 ,  2H134GB02 ,  2H134KG08 ,  2H134KH15 ,  2H134KJ02 ,  2H134LA01
引用特許:
出願人引用 (9件)
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