特許
J-GLOBAL ID:201103097537906658

変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人プロスペック特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-067938
公開番号(公開出願番号):特開2011-202678
出願日: 2010年03月24日
公開日(公表日): 2011年10月13日
要約:
【課題】S&Sシャフトアッセンブリにて、セレクト操作規制機能及びセレクト操作力調整機能を共に達成しつつ、且つ安価なものを提供すること。【解決手段】S&Sシャフト20の側面に固定されたカムプレート50の外側面には、セレクト方向に対して傾斜したカム曲面Pが形成されている。カム曲面Pは、「手動変速機のケース内においてS&Sシャフト20の径方向にのみ移動可能に配置され且つ弾性力により径方向の内側に向けて付勢される押圧ピン」の先端により、径方向内側に向けて常時押圧される。各シフト完了状態に対応するカム曲面P上における押圧ピンの押圧位置に対してセレクト方向の両側に隣接するカム曲面P上のそれぞれの位置において、S&Sシャフト20の径方向外側に突出する突出部51がそれぞれ形成されている。カム曲面Pに対する押圧ピンの押圧力により発生するディテント力により、両機能が共に達成され得る。【選択図】図1
請求項(抜粋):
変速機のケースに固定される固定部材と、 シフトレバーのセレクト操作に応じて前記固定部材に対して軸方向に移動するとともに前記シフトレバーのシフト操作に応じて前記固定部材に対して軸周りに回動するように配設されたシフトアンドセレクトシャフトであって径方向外側に突出するインナーレバーが固設されたシフトアンドセレクトシャフトと、 前記シフトアンドセレクトシャフトの側面に固定されるカムプレートであって、外側面が前記軸方向の位置に応じて前記シフトアンドセレクトシャフトの軸心からの距離が変化するカム曲面を含み、前記ケース内において前記シフトアンドセレクトシャフトの径方向にのみ移動可能に配置され且つ弾性力により前記径方向の内側に向けて付勢される押圧部材により前記カム曲面が前記径方向の内側に向けて常時押圧されるカムプレートと、 を備えた、変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリであって、 前記シフトレバーが前記シフト操作における中立位置にある状態において前記セレクト操作に応じて、前記軸方向に沿って並列に複数配置されたシフトヘッドのうち前記インナーレバーと係合する1つのシフトヘッドが選択され、前記シフト操作により前記シフトレバーが前記中立位置から対応する変速段のシフト完了位置まで移動することにより、前記インナーレバーが前記選択された1つのシフトヘッドを前記軸方向と直角のシフト方向に押して前記シフトヘッドが前記シフト方向に沿って移動し、前記対応する変速段が達成されるように構成され、 前記押圧部材の前記カムプレートのカム曲面に対する押圧力に起因して前記シフトアンドセレクトシャフトに発生する前記軸方向の力であるディテント力により、前記セレクト操作の操作力を調整する機能が達成され、 前記シフトレバーが前記各変速段のシフト完了位置にある場合に対応する前記カム曲面上における前記押圧部材の押圧位置であるシフト完了押圧位置に対して前記軸方向の両側に隣接する前記カム曲面上のそれぞれの位置にて径方向外側に突出する突出部がそれぞれ形成され、 前記各突出部の頂部における前記軸心からの距離が、前記各突出部に対して前記軸方向に隣接する前記シフト完了押圧位置における前記軸心からの距離よりも大きく、且つ、前記軸方向の位置が前記各突出部の頂部に対応するとともに前記シフト方向の位置が前記シフトレバーの前記中立位置に対応する前記カム曲面上における位置における前記軸心からの距離よりも大きく構成され、前記シフトレバーが前記各変速段のシフト完了位置にある場合において、前記各突出部と前記押圧部材との係合により前記シフトアンドセレクトシャフトの前記軸方向の移動を規制する機能が達成される、変速機のシフトアンドセレクトシャフトアッセンブリ。
IPC (2件):
F16H 63/38 ,  F16H 63/20
FI (2件):
F16H63/38 ,  F16H63/20
Fターム (9件):
3J067AA01 ,  3J067AB01 ,  3J067AC03 ,  3J067BA19 ,  3J067DA31 ,  3J067EA21 ,  3J067EA35 ,  3J067FA03 ,  3J067FA28
引用特許:
審査官引用 (3件)

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