特許
J-GLOBAL ID:201103098994934884

農作業機の操向装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修一郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-300124
公開番号(公開出願番号):特開2002-104229
特許番号:特許第3583063号
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年04月10日
請求項(抜粋):
【請求項1】左右一対の走行装置(1L)(1R)に各別に作用する一対のサイドクラッチ(20L)(20R)が一対のクラッチ用油圧アクチュエータ(23a)(23b)によって各別に操作自在に装備され、サイドクラッチ(20L)が切られた一方の走行装置(1L)を減速駆動又は制動することによってこの走行装置(1L)を旋回内側にして機体(2)の走行方向を変更させる第1旋回手段(C)を、旋回用第1油圧アクチュエータ(32)によって入り切り操作自在に備え、サイドクラッチ(20L)が切られた一方の走行装置(1L)を制動又は逆転駆動することによってこの走行装置(1L)を旋回内側にして、かつ、前記第1旋回手段(C)によって旋回するときよりも小旋回半径で機体(2)の走行方向を変更させる第2旋回手段(B)を、旋回用第2油圧アクチュエータ(34)によって入り切り操作自在に備えてある農作業機の操向装置であって、一つの操向操作具(42)の中立位置からの操作方向と操作ストロークとを検出するセンサ(49)を備え、前記一対のクラッチ用油圧アクチュエータ(23a)(23b)を操作する操向切り換え弁(V1)、及び、前記旋回用第1油圧アクチュエータ(32)と前記旋回用第2油圧アクチュエータ(34)を択一的に油圧供給源に接続する旋回モード選択弁(V2)を切り換え操作する操向用の一つの電動モータ(110)を備え、前記センサ(49)からの情報を基に前記電動モータ(110)を自動的に操作する操向制御手段(43)と、前記旋回モード選択弁(V2)への油圧供給を制御する旋回制御弁(V4)に操向操作具(42)を連動させる機械式の連動機構(121)とを有する操向制御機構(122)を備えてあるとともに、操向操作具(42)が中立位置に操作されると、前記一対のサイドクラッチ(20L)(20R)が入りになり、かつ、前記第1旋回手段(C)及び前記第2旋回手段(B)が切りになる直進状態が現出され、操向操作具(42)が中立位置から左右一方へ操作されると、前記機械式の連動機構(121)を介して旋回制御弁(V4)が操作されて前記旋回モード選択弁(V2)へ油圧が供給されるとともに、前記センサ(49)による前記操向操作具(42)の中立位置からの操作方向と操作ストロークの検出に基づいて前記一つの電動モータ(110)を作動させ、この電動モータ(110)の正逆転に連動する部材(114)の操作に基づいて、前記操向切り換え弁(V1)が左旋回または右旋回の操向側に切り換え操作されるとともに、前記電動モータ(110)の正逆転にかかわらず旋回モード選択弁(V2)が同方向に切り換え制御されて先ず、一方の走行装置(1L)のサイドクラッチ(20L)が切りになり、かつ、前記第1旋回手段(C)が入りになり、かつ、前記第2旋回手段(B)が切りになる第1旋回状態が現出され、さらに操向操作具(42)が左右一方へ操作されると、一方の走行装置(1L)のサイドクラッチ(20L)が切りになり、かつ、前記第1旋回手段(C)が切りになり、かつ、前記第2旋回手段(B)が入りになる第2旋回状態が現出されるように前記操向制御機構(122)を構成してある農作業機の操向装置。
IPC (1件):
B62D 11/08
FI (2件):
B62D 11/08 C ,  B62D 11/08 G
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (5件)
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