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J-GLOBAL ID：201202200311059366   整理番号：12A1569998

ハロゲン化物を含むプロセスにおける腐食管理と材料選択

Materials Selection and Corrosion Management in a Process Containing Halides

著者 (2件)： OHTSU Takao (Mitsubishi Chemical Corp., Okayama, JPN) ,  MIYAZAWA Masazumi (Mitsubishi Chemical Corp., Okayama, JPN)
資料名： Corrosion Conference and Expo  (Corrosion Conference and Expo)
巻： 2012 Vol.4  ページ： 2799-2812  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0794B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハロゲン化合物を含む化学反応系では孔食および隙間腐食などの局部腐食が起きる可能性がある。このために容器材料の選択が難しくなる。高価な材料を使うとコストの上昇を招き,製品の競争力がなくなる。安価な材料を使うと機器の損傷と製品の純度が低下するので逆にコストアップにつながる。実存の有機酸を扱うプラントで腐食診断を行った。そこでは臭素を触媒とし,反応温度250°CでTi,Ni合金およびステンレス鋼が使われている。腐食監視用の多電極センサーを使って電流解析およびノイズ解析を行うと,腐食の有無および応力腐食割れの有無等が診断でき,最適材料の選択と維持管理費の最適化を図ることができる。これによってプラントのコストを30%低減できた。

シソーラス用語： 選択 ,  *ハロゲン化物 ,  *反応器 ,  孔食 ,  隙間腐食 ,  有機酸 ,  チタン合金 ,  ニッケル合金 ,  ステンレス鋼 ,  応力腐食割れ
準シソーラス用語： *材料選択

分類 (2件)： 腐食  (WB03030B) ,  工場設備管理  (YA01087E)

タイトルに関連する用語 (4件)： ハロゲン化物 ,  プロセス ,  腐食管理 ,  材料選択