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J-GLOBAL ID:201202200381025060   整理番号:12A1143361

積層構造の多重効用海水蒸発濃縮器の性能予測-自然対流蒸発による上面冷却の傾斜濃縮器-

Performance of Multiple-effect Diffusion Still for Seawater Concentration-A still tilted and cooled by natural-convection evaporation on its surface-
著者 (4件):
資料名:
巻: 66  号:ページ: 221-228  発行年: 2012年08月01日 
JST資料番号: F0235A  ISSN: 0369-4550  CODEN: NKAGBU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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積層構造の多重効用海水蒸発濃縮器について,一次元定常モデルを構築し解析した。濃縮器は傾斜させて設置され,その下面は加熱,上面が自然対流蒸発により冷却される。解析結果より次の知見が得られた。1)総蒸発量は,効用数5程度で最大値を取った後,効用数の増加に伴い徐々に減少するが,一方,蒸発倍率(入力熱量に対する全蒸発に要する熱量の比)は初め急に増加した後飽和の傾向を示す。2)強制対流付加による上面の蒸発冷却の促進は,総蒸発量に比較的小さい増加を生じるが,蒸発倍率にはほとんど影響を与えない。3)供給前の海水予熱は,蒸発倍率を著しく改善するが,一方,総蒸発量の増加は限定的であり,効用数が多い場合には逆に減少する。4)濃縮倍率の増加に伴い,蒸発倍率は初め増加するが,後にその増加は緩慢になる。一方,総蒸発量は低下する。5)濃縮器下面の加熱温度を低下させると,蒸発倍率は大きく改善するが,総蒸発量の著しい低下を招く。6)上述した海水予熱と濃縮倍率の増加および加熱温度の低下は,濃縮器内で海水の温度上昇のために消費される熱量を減少させて,蒸発倍率を向上させる。(著者抄録)
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分類 (3件):
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相変化を伴う熱伝達  ,  蒸留,蒸発  ,  相平衡・状態図一般 

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