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J-GLOBAL ID：201202200421286236   整理番号：12A0724711

アルキル化機構の前駆体としてのタウリン-亜硝酸塩相互作用

Taurine-nitrite interaction as a precursor of alkylation mechanisms

著者 (6件)： ARENAS-VALGANON Jorge (Departamento de Quimica fisica, Universidad de Salamanca, E-37008 Salamanca, ESP) ,  GOMEZ-BOMBARELLI Rafael (Departamento de Quimica fisica, Universidad de Salamanca, E-37008 Salamanca, ESP) ,  GONZALEZ-PEREZ Marina (Departamento de Quimica fisica, Universidad de Salamanca, E-37008 Salamanca, ESP) ,  GONZALEZ-JIMENEZ Mario (Departamento de Quimica fisica, Universidad de Salamanca, E-37008 Salamanca, ESP) ,  CALLE Emilio (Departamento de Quimica fisica, Universidad de Salamanca, E-37008 Salamanca, ESP) ,  CASADO Julio (Departamento de Quimica fisica, Universidad de Salamanca, E-37008 Salamanca, ESP)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 134  号： 2  ページ： 986-991  発行年： 2012年09月15日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タウリン(2-アミノエタンスルホン酸)はニュートラシューティカルおよびエネルギー飲料の材料として広く使用されているアミノ酸様化合物である。ここではタウリン(Tau)と亜硝酸塩の相互作用について検討した。結論として,(i)亜硝酸塩はTauに対してニトロソ化能を示した。レート方程式はνN=kobs[Tau]o[亜硝酸塩]o2であり,結果はヒトの胃におけるニトロソ化産物の収率は高硝酸塩/亜硝酸塩摂取に従って増加する事を示唆していた。(ii)実験結果は,速度制限段階がN₂O₃による生体高分子攻撃であるニトロソ化機構が示された。(iii)ニトロソ化によりエタンスルトン(ES)が誘発され,これは求核体4-(p-ニトロベンジル)ピリジン(NBP)に対してアルキル化能を呈し,DNAベースのそれらに似た求核特性によりアルキル化剤を捕捉する。エタンスルトンのNBPアルキル化速度は発癌性4員環ラクトンのそれよりかなり高いが,アミノカルボン酸のニトロソ化に起因し,NBPによるES形成付加物画分はかなり小さい。(iv)ヒトへの健康リスクは低いが,胃ルーメン状況はTauニトロソ化の都合の良い媒体である事から,食事における高濃度のタウリンおよび硝酸塩/亜硝酸塩の潜在的同時発生状況に注意すべきである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *保存料 ,  アルキル化 ,  反応機構 ,  ニトロソ化 ,  *スルホン酸 ,  硝酸塩 ,  亜硝酸塩 ,  前駆体 ,  機能性食品 ,  レート方程式 ,  相互作用 ,  発癌物質 ,  脂肪族アミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： ニュートラシューティカル

分類 (1件)： 食品添加剤  (FJ10020H)

物質索引 (1件)： タウリン

タイトルに関連する用語 (5件)： アルキル化 ,  前駆体 ,  タウリン ,  亜硝酸塩 ,  相互作用