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J-GLOBAL ID：201202200560906435   整理番号：12A0617237

非ガウス型ランダム振動試験の有効性に関する実験的検証

著者 (3件)： 細山亮 (大阪府産業技術総合研) ,  斎藤勝彦 (神戸大) ,  中嶋隆勝 (大阪府産業技術総合研)
資料名： 日本包装学会誌  (Journal of Packaging Science & Technology, Japan)
巻： 21  号： 2  ページ： 107-114  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： L1730A  ISSN： 0918-5283  CODEN： NHGIEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 振動試験は,包装された内容品の保護性を事前に確認するための試験の一つである。しかし,振動試験を実施したにもかかわらず,実際に輸送すると内容品に想定された以上の損傷が見られる場合があるため,振動試験の高精度化が求められている。これまでに我々は,振動試験の高精度化を目指して非ガウス型ランダム振動生成法を提案してきた。提案法では,実輸送に近い振動を再現できるため試験精度向上が見込まれるが,その有効性が十分に検証されているとは言えない。本研究では,提案法の有効性を検証するために,実輸送,従来のランダム振動試験および提案している非ガウス型ランダム振動試験において評価モデルに与える疲労の比較実験を行った。その結果,非ガウス型ランダム振動試験は従来のランダム振動試験に比べて実輸送に近い疲労が得られることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *振動試験 ,  有効性 ,  実証実験 ,  検証 ,  *輸送 ,  *包装 ,  *損傷 ,  モデル ,  評価モデル

分類 (4件)： 生産に関する問題一般  (YA01081G) ,  物的流通  (KA08000O) ,  構造動力学  (HD02000E) ,  振動の励起・発生・測定  (BB02030Z)

引用文献 (6件)：

• 1)細山亮、中嶋隆勝、日本包装学会誌、19(2)、ll3-121(2010)
• 2)細山亮、中嶋隆勝、日本包装学会誌、20(1)、27-34(2011)
• 3)たとえば、日本材料学会編、"機械材料学"、日本材料学会、p.118(2000)
• 4) David Shires: Proceedings of the 17th IAPRI World Conference on Packaging, 2010
• 5) A.Steinwolf, Probabilistic Engineering Mechanics, 14, 289-299 (1999)

タイトルに関連する用語 (5件)： ガウス型 ,  振動試験 ,  有効性 ,  実験 ,  検証