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J-GLOBAL ID：201202200563385665   整理番号：12A0955139

DNAに基づく自己集合を経由するプログラム化可能蛋白質-蛋白質複合化

Programmable protein-protein conjugation via DNA-based self-assembly

著者 (7件)： SHIMADA Josui (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MARUYAMA Tatsuo (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  KITAOKA Momoko (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YOSHINAGA Hisao (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NAKANO Koji (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  KAMIYA Noriho (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  GOTO Masahiro (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 50  ページ： 6226-6228  発行年： 2012年06月25日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： DNAアプタマー(Ap)を用いてDNA足場上に蛋白質分子を密接配置させ,生成する蛋白質-蛋白質複合体をその複合構造を破壊することなくDNA足場から分離する方法を開発した。蛋白質モデルとしてトロンビン(Tr)を用いた。分子設計した4種の一本鎖オリゴDNAを用いた。そのうちの一つはTr結合性Apを配置させるためのDNA足場の鋳型であり,他の三つはDNA鋳型とハイブリッド形成可能粘着性末端を持つTr結合性Apである。これらのオリゴDNAは自己組織化してDNA-Ap二重鎖直鎖部分と枝分かれ屈曲性Ap鎖部分より成るくし型構造を形成する。ApのTr結合性部分への結合を介してDNA足場上にTr分子を密接結合させ,ついで化学架橋剤を用いて隣接Tr分子を連結した。さらにTrに対して相補的な別のDNAを加えて架橋TrをDNA足場から分離することにより架橋Trオリゴマーを得た。得られたTrオリゴマーをゲル電気泳動,サイズ排除クロマトグラフィー,MALDI-TOF質量分析により分析した。主要生成物はTr二および三量体であった。

シソーラス用語： *DNA【核酸】 ,  タンパク質複合体 ,  トロンビン ,  自己組織化 ,  *分子間相互作用 ,  架橋剤 ,  オリゴマ化
準シソーラス用語： *DNAアプタマー ,  *蛋白質相互作用

分類 (2件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  核酸一般  (EB04010U)

タイトルに関連する用語 (4件)： DNA ,  自己集合 ,  蛋白質 ,  複合化