文献

J-GLOBAL ID：201202200672516877   整理番号：12A0524770

銅クロロフィリン:生理活性を持つ食品着色剤か?

Copper chlorophyllin: A food colorant with bioactive properties?

著者 (2件)： TUMOLO Tathyana ,  LANFER-MARQUEZ Ursula Maria
資料名： Food Research International  (Food Research International)
巻： 46  号： 2  ページ： 451-459  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： D0633A  ISSN： 0963-9969  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 銅クロロフィリン(Cu-Chl)はクロロフィル-由来食品着色剤であり,異なるクロリン分子の複合的混合物として市販されている。複数の研究により,ポルフィリンおよび非銅クロリン誘導体の存在と同様にこの混合物の組成の変動が大きいことが報告されている。クロロフィリン摂取とプラスの健康効果との関係も複数の研究の主題となっており,この化合物は食品着色剤としてだけでなく,抗突然変異,抗発癌および抗酸化作用を持つ可能性のある生理活性剤として使用する可能性について結果は注目している;しかし,その作用機序はほとんど理解されていない。その吸収,バイオアベイラビリティおよびこれに続く生物活性の機構に関する知見を得ることが健康-関連の適用可能性の探索には必須である。本報の目的はCu-Chlに関する生物活性の概要を示し,ヒトの健康効果に対する最新の科学研究の知見に対して考察を行うことである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *クロロフィル ,  *食用着色料 ,  *生物活性 ,  バイオアベイラビリティ ,  架橋化合物 ,  大環状化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  抗変異原 ,  抗腫瘍薬 ,  酸化防止
準シソーラス用語： クロリン誘導体 ,  *クロロフィリン ,  抗酸化作用 ,  抗突然変異物質 ,  抗発癌物質 ,  *食品着色剤 ,  銅クロリン ,  *銅クロロフィリン

分類 (2件)： 生物学的機能  (EB02020R) ,  食品添加剤  (FJ10020H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 銅 ,  クロロフィリン ,  生理活性 ,  食品着色剤