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J-GLOBAL ID：201202201229450894   整理番号：12A1219239

樹高推定が森林蓄積量推定に与える影響-九州大学演習林CFIを対象に-

著者 (4件)： 西田由佳 (九大 大学院生物資源環境科学府) ,  加治佐剛 (九大 大学院農学研究院) ,  溝上展也 (九大 大学院農学研究院) ,  吉田茂二郎 (九大 大学院農学研究院)
資料名： 九州森林研究  (Kyushu Journal of Forest Research)
号： 65  ページ： 119-121  発行年： 2012年03月31日 
JST資料番号： L2396A  ISSN： 1347-0779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,1976年に九州大学森林計画学研究室で開始された九州大学附属福岡演習林におけるCFI調査の2002年,2010年の調査データを用いて,樹高曲線による樹高推定方法の違いが森林蓄積量推定に与える影響を検討した。調査対象地は福岡県糟屋郡篠栗町・久山町に位置する九州大学農学部附属福岡演習林全域である。本調査では,二つの樹高推定方法で生じる樹高推定の誤差が森林蓄積量推定に及ぼす影響を評価した。その結果,樹高の回帰直線とRMSEについて,二つの樹高推定方法で差が認められたが,蓄積量の推定値には差がなかった。このことから,樹高推定方法の違いで生じる誤差は森林蓄積量の推定に影響を及ぼすほど大きくはないと推定される。

シソーラス用語： *樹高 ,  福岡県 ,  森林調査 ,  *材積 ,  *推定 ,  誤差
準シソーラス用語： 推定誤差

分類 (1件)： 測樹学  (FF01040T)

引用文献 (4件)：

• (1)井上昭夫(2000)日林誌82:355-359.
• (2)北原文章(2006)九州大学修士論文.
• (3)大隅眞一編(1987)森林計測学講義,287pp,養賢堂,東京.
• (4)田中和博(1991)日林誌73:172-177.

タイトルに関連する用語 (6件)： 樹高 ,  推定 ,  森林 ,  蓄積量 ,  九州大学 ,  演習林