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J-GLOBAL ID：201202201472747374   整理番号：12A0784797

角度-分解偏光表面増強Raman分光法

Angular-Resolved Polarized Surface Enhanced Raman Spectroscopy

著者 (3件)： NAGAI Yusuke (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  YAMAGUCHI Tatsuya (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN) ,  KAJIKAWA Kotaro (Tokyo Inst. of Technol., Yokohama, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 116  号： 17  ページ： 9716-9723  発行年： 2012年05月03日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 角度-分解偏光(AP)-表面増強Raman散乱(SERS)分光法を用いて,表面固定化金ナノ球(SIGN)上で分子がどの様に吸着されるのかを研究した。SIGNプラットホームからのAP-SERS信号の解析をおこない,実験結果を分析した。高い被覆率では,分子は上側半球領域中でのみ分子が吸着され,一方低い被覆率では,分子が上側および下側の両方の領域で吸着されることがわかった。これは,基体の浸漬のためのSERS-活性分子を含んだエタノール溶液が,撥水性によりSIGN間の空間中へ侵入しないためであり,この撥水性はエタノールの表面張力から生じた。この結果が,凝集したナノ球から観測される不安定および再現できないSERS信号の理由を説明付けた。

シソーラス用語： *表面増強Raman分光法 ,  *角度分解分光法 ,  *ナノ粒子 ,  被覆率 ,  吸着 ,  界面張力 ,  脂肪族アルコール ,  芳香族アミン ,  芳香族カルボン酸 ,  酸素複素環化合物 ,  キノイド化合物 ,  インモニウム ,  芳香族縮合化合物 ,  カルボン酸エステル ,  第二アミン
準シソーラス用語： *金ナノ粒子 ,  撥水性

分類 (2件)： 有機化合物の赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル  (BM08064T) ,  固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (3件)： 4-アミノベンゼンチオール ,  エタノール ,  ローダミン6G

タイトルに関連する用語 (3件)： 分解 ,  偏光 ,  表面増強Raman分光法