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J-GLOBAL ID：201202201673750110   整理番号：12A0698214

590MPa級自動車用鋼板を母材とするスポット溶接継手における負荷荷重に基づく累積疲労損傷評価手法の確立

Establishment of the Fatigue Cumulative Damage Evaluation Based on the Applied Load for the Spot Welded Joints Using 590 MPa-Class Automobile Steel

著者 (4件)： 種子島亮太 (広島大 大学院工学研究科) ,  曙紘之 (広島大 大学院工学研究科) ,  加藤昌彦 (広島大 大学院工学研究科) ,  菅田淳 (広島大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 A編(Web)  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series A (Web))
巻： 78  号： 787  ページ： 278-288 (WEB ONLY)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0182A  ISSN： 1884-8338  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では一般的自動車用鋼として使用されている590MPa級冷間圧延高張力鋼板を母材とするスポット溶接継手を供試材料とし,乗用車走行時に通常作用する実働荷重状態を想定したランダム変動荷重条件下において疲労試験を実施し,得られた実験結果をもとに疲労損傷評価手法の提案を行った。試験体に作用する外荷重を評価パラメータとする本提案手法は,平均荷重効果を考慮した累積損傷評価手法を適用することにより,簡便でありながら広範囲の荷重波形に適用可能であり,且つ比較的精度の高い評価が可能であるため実用上極めて有用な評価手法であるといえる。(著者抄録)

シソーラス用語： 自動車 ,  鋼板 ,  母材 ,  *点溶接 ,  *溶接継手 ,  実働荷重 ,  疲れ試験 ,  *疲れ損傷 ,  高強度鋼 ,  *累積損傷評価

分類 (1件)： 溶接設計,溶接構造物  (WC07140A)

引用文献 (33件)：

• (1) Kulthida, S., Kamran, A., and Jwo, P., “Stress Intensity Factor Solutions for Estimation of Fatigue Lives of Laser Welds in Lap-shear Specimens“, Engineering Fracture Mechanics, Vol.78, No.7(2011), pp.1424-1440.
• (2) 戸崎康成,植松美彦,戸梶惠郎,“摩擦攪拌スポット接合継手の強度特性に及ぼすツールショルダー怪の影響”,日本機械学会論文集A編,Vol.74, No.738 (2008), pp.268-274
• (3) A, H, Ertas., Y, Yilmaz., and C, Baykara., “An Investigation of the Effect of the Gap Values between the Overlap Portions of the Spot-welded Pieces on Fatigue Life”, Proceedings of the Institution of Mechanical Engineers part C-Journal of Mechanical Engineering Science, Vol.222, No.6(2008), pp.881-890.
• (4) 大宮良信,佐野豊和,箕浦忠行,“自動車車体用材料の現状と動向”,神戸製鋼技報,Vol.57, No.2 (2007), pp.2-7.
• (5) 中西栄三郎,“高張力鋼と車体組み立て溶接”,溶接学会誌,Vol.75, No.6 (2006), pp.525-527.

タイトルに関連する用語 (7件)： 自動車用鋼板 ,  母材 ,  スポット ,  溶接継手 ,  累積 ,  疲労損傷 ,  評価手法