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J-GLOBAL ID：201202201793051797   整理番号：12A0087850

地下水汚染におけるリスクコミュニケーションと科学的手法の活用

著者 (3件)： 大岩敏男 (大岩環境技術士事務所) ,  大岩敏男 (山形大 医) ,  大岩敏男 (土壌汚染技術士ネットワーク)
資料名： 技術士  (IPEJ Journal)
号： 541  ページ： 12-15  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： L1093A  ISSN： 0389-1488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 揮発性有機塩素化合物など汚濁を受けた土壌や地下水は浄化対策が容易でないことから修復までに長期間を要する特徴がある。汚濁地下水を利用する住民において永らく汚染リスクを抱えていくことになり,かかる事態が発覚した場合の問題解決に向けた考え方について解説した。浄化対策の一つとして一定の浄化対策を施した後は微生物分解など自然減衰に委ねるMNA(科学的自然減衰)の適用における問題点,濃度減衰を予測するための数値シミュレーション,ならびに科学的根拠に基づくリスクコミュニケーションの適用について提言した。

シソーラス用語： *地下水汚濁 ,  脂肪族塩素化合物 ,  水質汚濁物質 ,  帯水層 ,  コミュニケーション ,  減衰 ,  シミュレーション
準シソーラス用語： 水質浄化 ,  リスクコミュニケーション ,  *科学的自然減衰 ,  数値シミュレーション

分類 (1件)： 水質汚濁一般  (SB02010U)

引用文献 (6件)：

• 1)環境省:平成22年版環境白書,2011
• 2)中央環境審議会:今後の土壌汚染対策の在り方について(答申),2008
• 3)土壌汚染をめぐるブラウンフィールド対策手法検討調査検討会(環境省):土壌汚染をめぐるブラウンフィールド問題の実態等について(中間とりまとめ),2007
• 4)渡邉英治ほか:VOCs汚染におけるMNA適用の可能性,第12回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会講演集,pp.262-266,2006
• 5)渡邉英治,川辺能成:地下水汚染における科学的自然減衰(MNA)に関する研究,山形県環境科学研究センター年報,15,pp.48-54,2007

タイトルに関連する用語 (6件)： 地下水汚染 ,  リスク ,  コミュニケーション ,  科学 ,  手法 ,  活用