文献

J-GLOBAL ID：201202201926843632   整理番号：12A0615230

福島第一原発事故により中通り地区市街地における放射性汚染状況の調査

Survey of Radioactive Contamination in Urban distracts of Naka-Dori Area due to Fukushima-Daiichi Nucler Plant Accident

著者 (6件)： 芳原新也 (近畿大 原子力研) ,  稲垣昌代 (近畿大 原子力研) ,  山西弘城 (近畿大 原子力研) ,  若林源一郎 (近畿大 原子力研) ,  杉山亘 (近畿大 原子力研) ,  伊藤哲夫 (近畿大 原子力研)
資料名： 近畿大学原子力研究所年報  (Annual Report of Kinki University Atomic Energy Research Institute)
巻： 48  ページ： 11-21  発行年： 2012年03月25日 
JST資料番号： S0092A  ISSN： 0374-8715  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福島第一原発事故後の2011年4月中旬から,東北中通り地区市街地(福島市荒川運動公園,郡山市麓山公園,那須塩原市黒磯公園)の空間放射能と表層土放射能を測定しており,今までに,次の結果を得ている。1)時間の経過に伴い,空間線量率が減少する。2)地表面の舗装状態により,空間線量率が変わる。3)橋桁の下など雨が降り込み難い場所は空間線量率が低い。4)事故由来と推定される核種は⁹⁵Nb,¹³¹I,¹²⁹Te,^129mTe,¹³²Te,¹³⁴Cs,¹³⁶Cs,¹³⁷Csである。5)¹³⁷Csは時間へ経過に伴い減少し,しかもその減少率は半減期よりも早い。

シソーラス用語： *発電所 ,  *原子炉事故 ,  *環境放射能 ,  線量率 ,  表層土 ,  経時変化
準シソーラス用語： *福島第一原子力発電所 ,  空間線量率

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  水冷却炉の安全性  (MD06020H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 福島第一原発事故 ,  地区 ,  市街地 ,  放射性汚染 ,  状況 ,  調査