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J-GLOBAL ID:201202202327059342   整理番号:12A1524209

キノコから単離されたシクロペプチド テルナチンとその誘導体は自然発症糖尿病KK-Ayマウスにおいて高血糖と肝臓脂肪酸合成を抑制する

Ternatin, a cyclic peptide isolated from mushroom, and its derivative suppress hyperglycemia and hepatic fatty acid synthesis in spontaneously diabetic KK-Ay mice
著者 (9件):
資料名:
巻: 427  号:ページ: 299-304  発行年: 2012年10月19日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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(-)-テルナチンはキノコCoriolus versicolorから単離された高度にメチル化された環状ヘプタペプチドである。テルナチンは3T3-L1脂肪細胞において脂肪蓄積に阻害効果がある。テルナチン誘導体[D-Leu7]テルナチンも3T3-L1細胞における脂質蓄積を阻害したが,[D-Leu7]テルナチンの有効性はテルナチンよりも低かった。本研究では,自然発症2型糖尿病モデル動物,KK-Ayマウスにおけるテルナチンおよび[D-Leu7]テルナチンの肥満および2型糖尿病に及ぼす効果を調べた。皮下浸透圧ポンプを介してマウスにテルナチン(8.5または17nmol/日)または[D-Leu7]テルナチン(68nmol/日)を連続投与した。予期しないことに,KK-Ayマウスにおいてテルナチンも[D-Leu7]テルナチンも体重および脂肪組織重には影響を及ぼさなかった。肝臓では,SREBP-1c mRNAレベルは,テルナチンまたは[D-Leu7]テルナチンで処理したマウスにおいてそれぞれより低くなったまたは有意に減少した。さらに,テルナチンは,Hepa1-6肝臓細胞におけるSREBP-1c mRNAを直接低下させることを見出した。この研究は,テルナチンおよび[D-Leu7]テルナチンそれぞれがKK-Ayマウスにおいて高血糖に及ぼす阻害効果と脂肪酸合成に及ぼす抑制効果を有することを明らかにした。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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代謝異常・栄養性疾患一般  ,  生物学的機能  ,  微生物の生化学  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 
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