抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車のタイヤ,制動・駆動特性,方向安定性,人間-自動車-環境系,限界性能,インテリジェント制御の動向について解説した。自動車の燃費に関する法規制に対応するため,タイヤの転がり抵抗に関する研究が注目されている。また,欧州でタイヤ単体騒音規制が実施されることから,タイヤ騒音に関する報告も多くあった。制動・駆動特性に関する研究は,ABS,TCSに始まり,ダイレクトヨーモーメントコントロール(DYC)へと発展してきた。ハイブリッド,電気自動車において,モータの高応答性を活用したABS,TCS,DYCの研究が行われている。電動パワーステアリングの採用が拡大し,ステアバイワイヤについても開発が進められている。限界性能に関しては,ロールオーバNCAP,その後のFMVSS126をターゲットにした制御技術が進展している。インテリジェントに関しては,歩行者をステレオカメラ等で検知し衝突回避するシステム,自動隊列走行の研究などが行われている。