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J-GLOBAL ID：201202203085169667   整理番号：12A0004330

親水性高濃度高分子ブラシの制御合成とそれらの水溶液中での摩擦および潤滑特性

Controlled Synthesis of Hydrophilic Concentrated Polymer Brushes and Their Friction/Lubrication Properties in Aqueous Solutions

著者 (8件)： NOMURA Akihiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  GOTO Atsushi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  OHNO Kohji (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KAYAHARA Eiichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YAMAGO Shigeru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YAMAGO Shigeru (JST-CREST, Kyoto, JPN) ,  TSUJII Yoshinobu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TSUJII Yoshinobu (JST-CREST, Kyoto, JPN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 49  号： 24  ページ： 5284-5292  発行年： 2011年12月15日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 光誘起有機テルル仲介ラジカル重合(TERP)の重合条件の最適化による,親水性および電気的中性の高分子ブラシ,ポリ(2-ヒドロキシエチルアクリレート)(PHEA)およびポリ(ポリ(オキシエチレングリコール)メチルエーテルアクリレート)(PPEGA)の合成成功について報告した。合成したPHEAおよびPPEGAの分子量はそれぞれ,M_n=2×10⁵および1×10⁵で,相対的狭多分散度はいずれもM_w/M_n<1.3を示した。AFMにより,PPEGAの高分子ブラシは水中で高度に膨潤するが,PHEAでは膨潤しないことを明らかにした。膨潤した高分子ブラシ間のAFMマイクロトライボロジー研究で,異なるずり-速度依存性をもつ2個の潤滑型,すなわち境界-および流体力学-潤滑型であることを示した。また,PPEGAの高分子ブラシで超潤滑を観察し,水溶液系でも高分子ブラシ特有の特徴であることを結論した。

シソーラス用語： 親水性 ,  *高分子ブラシ ,  化学合成 ,  水溶液 ,  *水溶性高分子 ,  多分散性 ,  *膨潤 ,  *潤滑 ,  摩擦 ,  分子量 ,  有機テルル化合物 ,  *ラジカル重合 ,  最適化 ,  原子間力顕微鏡 ,  トライボロジー ,  *ポリアクリル酸エステル
準シソーラス用語： ポリアクリル酸ヒドロキシエチル ,  マイクロトライボロジー ,  高分子合成 ,  超潤滑

分類 (2件)： 単独重合  (CG04020S) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

タイトルに関連する用語 (6件)： 親水性 ,  高濃度 ,  高分子ブラシ ,  水溶液 ,  摩擦 ,  潤滑特性