文献
J-GLOBAL ID:201202203432405740   整理番号:12A1031136

微視的な液-液界面でのミオグロビンの電気化学的挙動

Electrochemical behaviour of myoglobin at an array of microscopic liquid-liquid interfaces
著者 (2件):
資料名:
巻: 77  ページ: 71-76  発行年: 2012年08月30日 
JST資料番号: B0535B  ISSN: 0013-4686  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
液-液界面,または二つの交じり合わない電解質溶液間の界面(ITIES)での電気化学によって,イオン移動または吸着過程をベースとして,生体分子の非-酸化還元的検出に関する基礎が提供された。ミクロンサイズの液体-有機ゲル界面のアレイでのミオグロビンの電気活性について調べた。そのμITIESアレイを,半径が~12.8μmおよび孔から孔への分離が~400μmの8つの孔のアレイからなるケイ素膜でパターン形成した。ITIESでのサイクリックボルタンメトリーの使用によって,蛋白質が界面に吸着するとともに,界面の水側への有機相電解質アニオンの移動が促進されることが示された。電気化学的電流応答は1~6μMの範囲で濃度に対して直線的で,対応する表面被覆率は10~50pmol/cm2であった。逆ピーク電流がボルタンメトリー走査速度に比例することが見出され,脱着過程が示された。蛋白質の検出は水相溶液のpHが蛋白質のpIよりも低い場合にだけ可能であった。テトラエチルアンモニウムカチオンの定常状態単純イオン移動挙動は前方走査の際に低下し,界面での吸着蛋白質の存在に関する定性的表示が提供された。水相でのイオン強度の増大によって,ピーク電流の増強がもたらされ,それはおそらく水溶液中での蛋白質沈殿の凝集によると考えられた。UV/Vis吸収分光法を使用して,種々の電解質溶液が蛋白質の構造に及ぼす効果を調べ,低pHでは蛋白質が少なくとも部分的に変性していることが示された。それらの結果によって,ITIESでの標識を使用しないミオグロビン検出に関する基礎が提供された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  電気化学一般  ,  液-液界面  ,  有機化合物の電気分析 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る