文献

J-GLOBAL ID：201202203821352318   整理番号：12A1442190

磁歪式力センサに用いるためのコア材の特性測定

Measurement characteristics of core material for use magnetostrictive force sensor

著者 (8件)： 内田寛文 (信州大) ,  吉澤隆明 (信州大) ,  田代晋久 (信州大) ,  脇若弘之 (信州大) ,  五十嵐貴教 (トピー工業) ,  本江克次 (トピー工業) ,  村田晃徒 (トピー工業) ,  牧野彰宏 (東北大)
資料名： 電気学会マグネティックス研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： MAG-12  号： 81-101  ページ： 93-96  発行年： 2012年09月24日 
JST資料番号： Z0924A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 逆磁歪効果を利用した磁歪式力センサの開発を目指して,圧縮応力に対する材料の磁気特性の結果から,力センサに適した材料の選定を行なった。被験材料は,金属ガラス(熱処理あり),同(熱処理なし),純ニッケル,SUS630,パーメンジュール(FeCo₂V),超磁歪材料(TbDyFe)の6種類である。圧縮応力の印加による材料の直流磁化特性および比透磁率の変化に関する測定結果を示すとともに,各試料の応力特性に対する実験を行った。その結果,上記6種類の材料の中では,金属ガラス(熱処理あり)がセンサ材料に適していることが判明した。

シソーラス用語： *磁気歪材料 ,  *センサ ,  圧縮応力 ,  磁気的性質 ,  直流 ,  磁化特性 ,  透磁率 ,  応力測定 ,  金属ガラス ,  熱処理 ,  磁歪 ,  インダクタンス
準シソーラス用語： *力センサ ,  逆磁歪

分類 (1件)： 力,仕事量,圧力,摩擦の計測法・機器  (AD05050V)

引用文献 (5件)：

• (1) 森村 正直:「機械量のセンシング技術」,コロナ社,pp.175-176(1986)
• (2) 計量管理協会計測センター利用技術調査研究委員会 編:「センサの原理と使い方(2)」,コロナ社,pp.49-50(1984)
• (3) 中島浩二,藤田行俊,石川智仁,五十嵐貴教,木村久道,牧野彰宏,井上明久:「高速なプラズマ炎により溶射されたFe基金属ガラス膜の磁気特性」,粉体粉末冶金協会,平成20年度秋季大会講演概要集,pp.196(2008)
• (4) 電気学会 マグネティックス技術委員会 編:「磁気工学の基礎と応用」,コロナ社,p.83(2000)
• (5) T. Kawata, R. Kobayashi, K. Tashiro, H. Wakiwaka: "Development of magnetostrictive large load force sensor using structural steel", IEE, The 21 st Symposium on Electromagnetics and Dynamics, pp.203-206(2009) 川田剛司,小林亮介,田代晋久,脇若弘之:「構造用鋼材を用いた磁歪式大荷重用力センサの開発」,電気学会,電磁力関連のダイナミクスシンポジウム講演論文集,pp203-206(2009)

タイトルに関連する用語 (3件)： 磁歪 ,  力センサ ,  コア材