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J-GLOBAL ID：201202203898759933   整理番号：12A0212116

水害後の訴訟回避に向けた地域リーダーの対応と役割-行政と住民をつなぐコミュニケーション・ルールの検討-

著者 (2件)： 柄谷友香 (名城大 大学院都市情報学研究科) ,  高島正典 (富士安全硝子工業)
資料名： 地域安全学会論文集  (Journal of Social Safety Science)
号： 12/13  ページ： 471-479  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： L8359A  ISSN： 1345-2088  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 過去の水害訴訟事例を整理し,判決動向を見据えた上で,住民にとっての水害訴訟の困難さとその要因について考察した。2006年7月に発生した鹿児島県北部豪雨災害を対象とし,一部の被災者が河川管理者の瑕疵と責任を追及し,訴訟を求める中,住民と行政間を調整する地域リーダの対応が,円滑な地域再建をもたらし,その後の協働川まちづくりに導いたプロセスを明らかにした。

シソーラス用語： *水害 ,  *住民 ,  *コミュニケーション ,  行政 ,  訴訟 ,  地域社会 ,  *リーダ
準シソーラス用語： *地域リーダ ,  *地域住民

分類 (2件)： 災害・防災一般  (RA02010Q) ,  住居地域計画一般  (RD03010G)

引用文献 (18件)：

• 1) 大東水害訴訟弁護団・大東水害訴訟原告団:水害と裁判と住民と一安全で住みよい街づくりをもとめて一,清風堂書店,1995.
• 2) 木村春彦:大東水害最高裁判決の災害科学的検討,法律時報,57巻4号,日本評論社,pp.88-93,1985.
• 3) 保屋野初子:大東水害訴訟を中心に裁かれない水害の責任を今後どうしていくのか,法学セミナー,No.569,日本評論社,pp.67-70,2002.
• 4) 須田政勝:水害裁判の課題一大東水害訴訟最高裁判決の流れを変える一,国土問題,62号,国土問題研究会,pp.52-58,2001.
• 5) 甲斐道太郎ほか7名:河川水害と法の新局面一大東水害最高裁判決とその後一,法律時報,60 巻 2 号,日本評論社,pp.6-23, 1988.

タイトルに関連する用語 (10件)： 水害 ,  訴訟 ,  回避 ,  地域 ,  リーダー ,  役割 ,  行政 ,  住民 ,  コミュニケーション ,  ルール