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J-GLOBAL ID:201202204048719076   整理番号:12A0276798

中国のブルーベリー(Vaccinium uliginosum L.)から抽出されるアントシアニンとDLD-1細胞およびCOL0205細胞に及ぼすその抗癌作用

Anthocyanins extracted from Chinese blueberry (Vaccinium uliginosum L.) and its anticancer effects on DLD-1 and COL0205 cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 123  号: 19  ページ: 2714-2719  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2567A  ISSN: 0366-6999  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 英語 (EN)
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【背景】Vaccinium uliginosum L.は,中国のチャンバイ山脈にみられるブルーベリーの一種である。Vaccinium uliginosumアントシアニン(Avuli)を抽出し,癌細胞抑制に及ぼす生物活性を調査した。【方法】温度(10°C-35°C),pH1.0-3.0,および珪藻土(1.0g-3.0g)の異なる条件下でAvuliを抽出し,HPLC分析で成分を測定した。細胞生死判別試験,DNA電気泳動,および核形態試験を用い,ヒト結腸癌および大腸癌細胞(DLD-1およびCOL0205)に及ぼす抗癌生物活性を,Lonicera caeruleaアントシアニン(AL.cae)およびVaccinium myrtillusアントシアニン(Avmyr)と比較した。【結果】Avuli抽出の最適プロセスは,温度20°C,pH2.0,珪藻土1.0g/50g果重であった。Av.uliは,デルフィニジン(40.70±1.72)%,シアニジン(3.40±0.68)%,ペツニジン(17.70±0.54)%,ペオニジン(2.90?.63)およびマルビジン(35.50±1.11)%の5つの主要成分を含んでいた。マルビジンの割合がAvmyrに比して有意に高かった(P<0.05)。Av.ulは用量依存性に癌細胞の増殖を抑制し,IC_(50)(50%阻止濃度)は50μg/mlで,同じ細胞処理条件下のAL.caeおよびAvmyrに比して抗癌効率が大きかった。これらの観察結果は,核試験の結果によって裏付けられた。【結語】本研究で採用した抽出のプロトコルおよび条件は,アントシアニン抽出に有効であった。Avuliは実践的研究のツールとして利用可能で,ヒト結腸癌または大腸癌抑制の治療ソースとして期待される。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (2件):
分類
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植物の生化学  ,  腫よう学一般 

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