文献

J-GLOBAL ID：201202204341520136   整理番号：12A0706929

木星磁気圏軌道機:木星系における軌道設計

Jupiter Magnetospheric Orbiter: Trajectory Design in the Jovian system

著者 (2件)： CAMPAGNOLA Stefano (Japan Aerospace Exploration Agency, Kanagawa, JPN) ,  KAWAKATSU Yasuhiro (Japan Aerospace Exploration Agency, Kanagawa, JPN)
資料名： Journal of Spacecraft and Rockets  (Journal of Spacecraft and Rockets)
巻： 49  号： 2  ページ： 318-324  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： A0461B  ISSN： 1533-6794  CODEN： JSCRAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 木星系における木星磁気圏軌道機(JMO)の軌道設計について述べた。JMOは,Europa Jupiter System Missionに対する日本の貢献であり,その科学目的は種々の磁気圏帯のその場探査と高緯度からのプラズマトーラスのリモートセンシングである。この目的達成のため,宇宙飛行体をガリレオ衛星のフライバイで低傾斜角,高遠木点軌道に投入する必要がある。複雑な多目的最適化の結果,軌道設計で,ミッションコストと複雑性の最小化,高放射帯からの回避,同時に遷移時間と推薬の最小化,木星赤道に対する軌道傾斜の最大化が行われた。JMOに対する最適戦略はガニメデ重力フライバイとその後のカリストフライバイである。本設計は,軌道要件における変化にロバストで,これは予備設計では重要なことである。本作業の結果として,多次元解空間の解析およびParetoフロントにおける解のトレードオフの討議が行われた。

シソーラス用語： 高緯度 ,  プラズマ ,  環状体 ,  最適化 ,  *木星 ,  *宇宙探査機 ,  フライバイ ,  軌道傾斜角 ,  設計 ,  衛星 ,  トレードオフ
準シソーラス用語： ガニメデ ,  カリスト ,  プラズマトーラス ,  *軌道設計 ,  多目的最適化

分類 (1件)： 宇宙飛行体の運動・軌道  (QK02060W)

タイトルに関連する用語 (4件)： 木星磁気圏 ,  軌道 ,  木星 ,  軌道設計