単一観測点記録を用いた実時間におけるバック方位推定法の改良

NODA Shunta; YAMAMOTO Shunroku; SATO Shinji; IWATA Naoyasu; KORENAGA Masahiro; ASHIYA Kimitoshi

文献

J-GLOBAL ID：201202204932633088 整理番号：12A0590878

単一観測点記録を用いた実時間におけるバック方位推定法の改良

Improvement of back-azimuth estimation in real-time by using a single station record

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資料名：
巻： 64 号： 3 ページ： 305-308 発行年： 2012年
JST資料番号： G0106B ISSN： 1343-8832 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

筆者らは,単一観測点記録を用いた実時間におけるバック方位推定法の精度を改良するための新たなアプローチを提案する。全てのデータに対して解析のためのタイム・ウインドウ長が固定されていた従来の方法と比較して,推定の精度と速度は,初期P波波長の最初の半サイクルで決定される変動タイム・ウインドウ長を導入することによって劇的に改善された。何故ならば,このウインドウは散乱波のひきずりの影響を減少させる傾向をもつからである。K-NETデータセットを使った解析は,この新しいアプローチを使った推定が,精度と速度をそれぞれ28%,及び,0.25秒改善したことを示す。(翻訳著者抄録)

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地震学一般

引用文献 (11件)：

ALLEN, R. M. The potential for earthquake early warning in Southern California. Science. 2003, 300, 786-789
ASHIYA, K. Development of a new early earthquake detection and alarm system. Quart. Rep. RTRI. 2002, 43, 2, 50-52
HORIUCHI, S. An automatic processing system for broadcasting earthquake alarms. Bull. Seismol. Soc. Am. 2005, 95, 2, 708-718
HOSHIBA, M. Earthquake early warning starts nationwide in Japan. Eos Trans, AGU. 2008, 89, 73-74
IWAHASHI, H. Practical use of earthquake quick alarm system. RTRI Report. 2004, 18, 9, 23-28

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