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J-GLOBAL ID:201202205016039177   整理番号:12A1237254

北部マリアナ弧の日光海山野海熱水噴出孔チムニから単離した新規水素酸化,硫黄還元性イプシロンプロテオバクテリア,Thiofractor thiocaminus gen.nov.,sp.nov.

Thiofractor thiocaminus gen. nov., sp. nov., a novel hydrogen-oxidizing, sulfur-reducing epsilonproteobacterium isolated from a deep-sea hydrothermal vent chimney in the Nikko Seamount field of the northern Mariana Arc
著者 (7件):
資料名:
巻: 194  号:ページ: 785-794  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: A0450A  ISSN: 0302-8933  CODEN: AMICCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新規化学合成独立栄養性水素酸化,硫黄還元細菌株,496Chim<sup>T</sup>を,マリアナ弧日光海山野頂熱水フィールドから採取した深海熱水噴出孔チムニから単離した。細胞は棒状または湾曲性棒状で,単極鞭毛による運動をする。成長は15~45°C(最適温度37°C,倍加時間2.1時間)とpH5.3~8.0(至適pH6.0)間で観察された。単離株は厳密に嫌気性で,唯一のエネルギー源として分子状水素を,唯一の炭素源として二酸化炭素を,唯一の窒素源としてアンモニウムまたは硝酸塩を,電子受容体として元素硫黄を用いて増殖することができる,偏性化学合成独立栄養性であった。ゲノムDNAのG+C含量は35mol%だった。16S rRNA遺伝子塩基配列に基づく系統解析では新分離株はイプシロンプロテオバクテリアクラスに属するが,その分離株は遺伝子レベル(<90%)で潜在的にイプシロンプロテオバクテリア種とは遠位関連していた。その生理学的および分子的特徴に基づいて,株496Chim<sup>T</sup>(=DSM22050<sup>Τ</sup>=JCM15747<sup>Τ</sup>=NBRC105224<sup>Τ</sup>)を,Thiofractor thiocaminusと命名し,新属の唯一の種Thiofractorを代表する。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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微生物形態学・分類学 

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